AIショート動画の作り方。生成の前に決める5つと、見られた回・見られなかった回の数字
AIショート動画の作り方を、1本を公開するまでの段取りと、生成の前に決める画角・…

本記事はアフィリエイト広告(Higgsfieldの紹介プログラム)を含みます。紹介しているのは、私が自分で契約して使っているサービスです。
「ショート動画って何秒で作ればいいの?」「AIラベルはつけなくてもいいの?」「お金をかけて作っても、誰にも見られなかったらどうしよう」。AIショート動画の作り方で手が止まるのは、生成の操作より、こうした迷いのところが多いと思います。私はAIショートドラマ『派遣監査人』を縦で作り、Instagram・YouTube・TikTokに出してきました。動画を作るところまでは道具が進めてくれますが、見られるかどうかは別の話でした。同じSeason 3の中でも、第2話はInstagramのリーチ(投稿が届いた人数)が51.8万で、届いた人のうちフォローした人の割合は0.37%、第6話は15.0万で0.06%です(2026年10月31日の控えから計算)。以下、1本を公開するまでの段取りと、生成の前に決めておく画角・尺・冒頭・AIラベル・投稿先の5つを、見られた回と見られなかった回の数字を並べて書きます。脚本や設定画の作り方は別の記事に任せ、長い動画の切り抜きと収益の話はしません。私が試したのはHiggsfieldのSeedance 2.5で作った縦のドラマの範囲で、数字は1つのアカウントの記録です。読みながら、これから作る1本の冒頭の1行を書いてみてください。1行を確かめる見方は、冒頭の章に置きました。
AIショート動画の作り方は、生成の前に5つ決めるところから
Higgsfieldのクレジット(生成に使うポイント)がまとまって減るのは、動画の生成からです。文字で決められることを先に決めておけば、作り直す本数を減らせます。『派遣監査人』の記録を見返すと、生成の前に決めておけた項目は次の5つでした。
| 決めること | 何を決めるか | 私の場合(『派遣監査人』) |
|---|---|---|
| 画角 | 縦で生成するか、あとで変換するか | 最初から縦9:16で生成する |
| 尺 | 秒数と、台詞の量 | 台詞は1話300字以内。本編はSeason 2・3とも1分台 |
| 冒頭 | 前の話を知らない人に通じる1行 | 冒頭2秒は事件の最中から。状況をテロップの1行で出す |
| AIラベル | どの画面で付けるか | Instagramはラベル、YouTubeは「AI の使用」を「はい」にする |
| 投稿先 | どこに、何時に出すか | Instagram・YouTube・TikTok。公開は19:00に固定 |
最初からこの5つを並べて作り始めたわけではありません。台詞の字数はSeason 2第1話が難しくなってから決めましたし、Meta Business Suiteの予約画面にAIラベルの欄が無いことは予約の作業中に知りました。縦を横へ変換する失敗も、横長版を作り始めてからのことです。5つは、投稿を重ねた記録を見返して、あとから並べたものです。
AIショート動画は「長尺の切り抜き」と「ゼロから生成」で別の作業になる
AIショート動画と呼ばれるものには2種類あります。1つ目は長い動画から見せ場をAIに切り出させる作り方で、2つ目は台本から映像をゼロから生成する作り方です。私が作ってきたのは2つ目で、切り抜きのツールは試していません。手元に長い動画がある人は、切り抜きツールの比較を見るのが近道でしょう。
1本を公開するまでの段取りは6つ
『派遣監査人』の縦ショート1本は、次の順で公開まで進めています。
- 台本を書く(台詞の字数はここで決まる)
- 人物と場所の設定画を画像で作る
- 12〜15秒のクリップに分けて、1本ずつ動画を生成する
- 台詞を文字起こしして台本と照合し、崩れた1本だけ作り直す
- 字幕・効果音・カバーを付けて書き出す
- 投稿先ごとに予約し、AIラベルを確かめる
台本から検品までの手順は、AIショートドラマの作り方を6工程で書いた記事で順に追えます。連続ドラマを作りたい人は、先に開いてみてください。以下は、ドラマに限らず縦のショートで迷いやすい判断だけを書きます。
画角は最初から9:16で作る。あとから変換すると画が荒れた
『派遣監査人』の本編は、最初から縦9:16で生成しています。あとから画角を変えようとすると、編集では直らないものが残りました。
縦のまま生成して、書き出しで解像度を上げる
公開ファイルの解像度は、Season 1が720×1280、Season 2第4話とSeason 3第2話が1080×1920です。Season 3は480pの素材のまま公開まで進めると2026年10月10日に決め、書き出しのときに1080×1920へ拡大しました。
Instagramの公式ヘルプは、リールの縦横比を1.91:1〜9:16、フレームレートを30 FPS以上、解像度を720ピクセル以上と案内しています(2026年11月1日に確認)。私の公開ファイルは24fpsで、案内より低い値です。投稿はできていますが、同じ設定を勧める根拠は持っていません。
文字は画面の上と中ほどに置き、顔はそのあいだに入れる
Season 3第2話の3秒の時点では、画面の上に状況の1行、中ほどの少し下に台詞の帯(1080×1920でy=1050〜1186の設定)があり、人物の顔はテロップと帯のあいだに入っています。2026年9月の決めごとは、投稿先の画面表示に被る下1/4と上1/4に字幕を置かないというものでした。実際には、状況のテロップを第1話から上に出しています。
社員証・封筒・パソコンの画面のような文字は生成させません。無地で作って、編集で重ねています。
縦を横にしたら、4倍の拡大で画が眠くなった
縦の本編を横長版にしたときは、横への収め方でつまずきました。2026年10月2日のSeason 2第5話の試作では、画面を2分割・3分割する形に違和感があり、縦の画を横幅いっぱいに広げた形は寄りすぎて画質も荒くなりました。翌日、新しい生成なしでPremiere Proで組み直すと(9分35秒・162カット)、構図は約8割成立しました。ただ、4倍に拡大した画の眠さ(輪郭がぼんやりする感じ)は、編集では直りませんでした。人物のカットは720pで作り直すことにして、上限2,424クレジットの見積もりを通しました。
曲のショートは、横長のMVを切り抜かず縦に組み直した
曲のショートでは、横長のMVを切り抜かず、縦用に文字と素材を組み直しました。縦で公開している本編は、『派遣監査人』の作品ページから観られます。
尺は短いほどいいわけではなかった。先に決めるのは台詞の量
Instagramの2026年10月18日の控えから、尺の違う6本を抜き出しました。平均再生は1回あたりの平均の視聴秒数で、割合は平均再生を尺で割った計算です。
| 動画 | 尺 | 平均再生 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 曲のショート | 15秒 | 4秒 | 26.7% |
| 曲のショート | 20秒 | 4秒 | 20.0% |
| S2第4話 | 85秒 | 49秒 | 57.6% |
| S2第3話 | 89秒 | 57秒 | 64.0% |
| S3第2話 | 94秒 | 56秒 | 59.6% |
| S2第6話(最終話) | 115秒 | 71秒 | 61.7% |
SはSeasonの略です。尺は投稿の台帳の秒数で、作品ページの表示と1秒ずれる回があります。S2第6話は最終話で、この時点のリーチが9.0万と小さく、続きを追ってきた人が多く混ざっているはずなので、新しい人の数字としては読めません。
15〜20秒の曲のショートは、平均4秒で離れていた
短ければ最後まで観られるわけではありませんでした。15秒でも20秒でも、平均4秒で離れています。比べているのは曲とドラマで、動画の種類が違います。尺だけが理由だとは言えません。
1分台でも6割前後は観られている
本編は、85秒でも115秒でも割合が6割前後でした(57.6〜64.0%)。私の記録では、90秒前後までは長さで割合が落ちていません。理由は断定できませんが、尺を削るより冒頭の一言を強くする、というのが今の私の判断です。
尺は台詞の字数で決まる。1話300字以内にした
Season 1第1話の台詞は158字でした。Season 2第1話(1分41秒)は433字で、業務の言葉が22語入っていました。Season 2第1話についての私の感想は「結構難しかった」です。第2話からは、台詞を1話300字以内にし、業務の言葉を台詞に入れないと決めています。
短く平易にした第2話は、平均視聴率がInstagramで約53.5%から約58.0%へ、YouTubeで69.0%から95.2%へ動きました(2026年10月3日に確認した値)。公開からの経過時間が違うので、確定した差ではありません。決めごとにしているのは秒数ではなく台詞の字数です。1話は12〜15秒のクリップに分けるので、字数が決まれば本数と費用の見当も付きます。
投稿先ごとの長さの上限
2026年11月1日に公式ヘルプで確かめた範囲です。
- YouTube:3分以内の正方形か縦長の動画がショートに分類される(公式ヘルプ)。1分を超えるショートに有効なContent ID(著作権の照合の仕組み)の申し立てがあると、全世界でブロックされる
- Instagram:リールは最大20分まで撮影・編集できるが、3分を超えると新しい人にはおすすめされない(公式ヘルプ)
- TikTok:投稿の手順のページに長さと縦横比の記載が見つからず、確認できなかった
2分近い縦の作品について、私は2026年11月1日に、YouTubeでは通常の動画にせずショートのまま出すと決めました。
冒頭は、前の話を知らない人に1行で通じるかで決める
冒頭は秒数に加えて、誰に向けた1行かを見ています。連続ドラマでは、途中の回から観る人に通じるかどうかが問題になりました。
Instagramの閲覧の9割前後はフォロワー以外
Instagramの閲覧のうち、フォロワー以外の割合は95.6%(2026年9月19日〜10月16日の28日)と88.9%(10月3日〜30日)でした。Season 1の各話では95.9〜99.6%です。連続ドラマでも、前の話を観ていない人が大半だと考えて冒頭を作っています。運用の決めごとも「全話を、その回だけで通じる作りにする」としました。
冒頭2秒は、事件の最中から入る
脚本の決めごとは、冒頭2秒で事件の最中から始めることです。建物の外観や自己紹介のような説明のカットは置きません。Season 1第1話は、0.3秒から3.2秒間、「私が3日かけて作った企画書。」というテロップを出しています。
Season 3第2話は、3秒の時点で状況と台詞が画面にある
同じ考え方で作ったSeason 3第2話を、3秒の時点で止めて見ます。最初の1〜2秒は社員証のカットで、3秒には上のテロップに状況の1行(骨折を報告した主任が冷凍庫に回された、という内容)、台詞の帯に「二十六年やって、派遣の三分の一か」が出ています。前の話を観ていなくても、何が理不尽なのかが分かる形です。
後半の回で通じなくなると、リーチごと落ちた
Seasonの後半で「その回だけで通じる」が崩れると、私の記録ではリーチごと落ちました。Season 3第5話の公開後には、第4話とのつながりが分からないという声が複数届きました(割合は数えていません)。補足の4.5話を足しましたが、リーチ11.3万・フォロー119でした。本編1本分の制作をかけても戻らなかった、というのが私の読みです。
台本の下書きはAIに任せても、通じるかは別に確かめる
AIショート動画の台本をどう作るかは、『派遣監査人』の場合、下書きをClaude Code(指示を受けて作業を進めるAI)に任せています。通じるかどうかの確認は別の工程です。2026年11月1日に、生成の前に台本を初見の視聴者の視点(55歳以上の男性2人)に通す決まりを置きました。通した結果は、まだ書けません。
手元でできる確かめ方は単純です。これから作る1本の冒頭の1行を書き、その1行だけで初めて見た人に意味が通じるかを見てください。
同じ道具で作っても、見られた回と見られなかった回に分かれた
Instagramの投稿別の記録を並べます。リーチとフォローは累計で、S1は2026年10月18日、それ以外は10月31日の控えです。フォロー÷リーチは私の計算で、届いた人のうちフォローした人の割合です。公開からの日数が違うので、リーチどうしは目安として見てください。
| 回 | リーチ | フォロー | フォロー÷リーチ |
|---|---|---|---|
| S1第1話 | 247.9万 | 10,210 | 0.41% |
| S1第2話 | 367.0万 | 17,446 | 0.48% |
| S1第3話(最終話) | 157.6万 | 2,002 | 0.13% |
| S2第4話 | 135.0万 | 4,787 | 0.35% |
| S3第2話 | 51.8万 | 1,931 | 0.37% |
| S3第3話 | 32.8万 | 871 | 0.27% |
| S3第4話 | 26.4万 | 330 | 0.125% |
| S3第5話 | 23.0万 | 158 | 0.07% |
| S3第6話 | 15.0万 | 85 | 0.06% |
| S3第7話(最終話) | 10.8万 | 97 | 0.09% |
Season 3の第2話と第6話は、道具も画角も同じなのに、リーチは51.8万と15.0万、フォロー÷リーチは0.37%と0.06%でした。どちらもSeedance 2.5の480pの素材から作った回なので、画質やモデルの違いでは説明がつきません。Season 3は第2話から公開順にリーチが下がっているので、話数が進むと届きにくくなる分も混ざっています。別の職場を舞台にした3話は、約1,860クレジットで完成させましたが、台本が伝わらず公開しませんでした。
見られた回は、その回だけで話が通じる回だった
フォロー÷リーチ0.35%を、初めて見た人がフォローまで進む回の目安として見ています。10月に公開した本編で目安を超えたのはSeason 2第4話とSeason 3第2話の2本だけで、この2本の公開日のフォローだけで、10月3日〜30日の28日間のフォロー16,475の32%を占めました(計算)。伸びた回の共通点として私が見ているのは、冒頭の一言で理不尽が分かるか、主人公の正体が明かされるかです。どちらも前の話を知らなくても通じます。
本編以外の投稿の多くは、フォロー÷リーチが0.1%に届かなかった
本編以外の投稿の多くは、フォロー÷リーチが0.01〜0.09%でした。曲のショートは0.02〜0.03%です。写真とカルーセル(複数枚の投稿)の紹介では、フォローがほとんど増えていません。目立った例外は主演ふたりのコメント動画(32秒)で、0.38%ありました。
人気投票の写真は、コメントが多く、フォローは少なかった
キャラクターの人気投票(写真)は、コメント÷リーチが0.215%で、本編の平均0.01〜0.02%を大きく上回りました。一方でフォロー÷リーチは0.07%です。コメントの多さとフォローの増え方は、私の記録では一緒に動いていません。
最終話の数字で出来を判断しない
最終話は保存が多くフォローが少ない形が続いています。Season 3第7話は保存÷リーチが0.35%と高く、フォロー÷リーチは0.09%でした。私は、最終話の数字でSeason全体の出来を判断しないと決めています。
映像の破綻への指摘は、手と人の位置に集まった
視聴者のコメントを169件控えた台帳(2026年10月18日取得。全コメントではありません)では、映像の破綻に触れたものが6件ありました。指摘が集まったのは、壁についた手、左右が入れ替わる手、椅子のところの足、人物のワープ、顔の近さです。AIへの反応に触れたものは10件で、ここまで作れるのかと驚く声も、顔が同じで少し怖い、AIの感じが強くて話が頭に入らない、という声もありました。1本ずつの確認では見落とすものは、通しで見たら壊れていた4か所の記事で実例を挙げています。
ここまでの数字は1つのアカウントの記録で、原因を証明したものではありません。同じことをすれば同じ差が出る、とも言えません。
AIラベルは投稿先ごとに要件と付ける場所が違う
3つの投稿先の公式ヘルプを2026年11月1日に読み比べました。どれも、人物が本物に見えるようなAI動画は対象に入っています。
| 投稿先 | 公式の要件 | 付ける場所 |
|---|---|---|
| YouTube | AIで生成・改変した内容が本物のように見える場合は開示が必要。明らかに非現実的な内容、完全なアニメーションなどは不要(公式) | YouTube Studioのアップロード手順の「属性」→「AI の使用」で「はい」 |
| AIなどで生成・改変した写実的な動画や、実際の音声のように聞こえる音声にラベルを義務付け。漫画風の風景の動画などは不要(公式) | リール動画の作成画面の「AIラベルを追加」の切り替え | |
| TikTok | 写実的な画像・音声・動画を含むAI生成コンテンツにラベルが必要(公式) | 投稿の「その他のオプション」→「AI生成コンテンツ」をオン |
付けなかった場合の扱いも書かれています。YouTubeは繰り返し意図的に怠ると手動のラベル・削除・パートナープログラムの参加停止の可能性があるとしていて、Instagramはペナルティ、TikTokは削除の場合があるとしています。どの投稿先も、自動でラベルが付くことがあります。
私の記録では、Instagramはラベルを付けて投稿し、YouTubeはSeason 2・3の本編の予約で「AI の使用」を「はい」にしています。TikTokについては、この記事では公式の説明までにとどめます。
予約の画面にはラベルの欄が無いことがある
Meta Business Suiteの予約画面には、AIラベルの欄がありませんでした(2026年10月時点)。Season 2の第3話と第4話はBusiness Suiteで予約したので、公開後にinstagram.comの「情報を編集」から「AIラベルを追加」で付ける段取りをメモしました。押して付けた記録は残っていません。アプリで予約した第5話と第6話は、予約のときに付けられました。今も同じ画面かどうかは確認できていないので、予約したら欄があるかを見て、無ければ公開後の作業に回してください。
タイトルとプロフィールにもAIと書いている
ラベルのほかに、タイトルと説明の頭に「AIショートドラマ」と入れ(Season 2・3)、Instagramのプロフィールにも「AIショートドラマを制作しています」と書いています(2026年9月23日時点)。
ラベルを付けると不利かどうかは、測れていない
TikTokの公式は、ガイドラインに違反しない限り、設定をオンにしても配信に影響はないと書いています。InstagramとYouTubeで開示によって見られる範囲が下がるかどうかは、私には測れていません。
同じ動画でも、投稿先で見ている人と流入が違う
投稿先ごとの、見ている人とどこから来るか(流入)の記録です。InstagramとTikTokはフォロワー、YouTubeは視聴者の数字で、数え方が揃っていません。
| 投稿先 | 見ている人 | どこから来るか |
|---|---|---|
| フォロワーは男性66.8%・45歳以上82.0%(10月30日・年代を足した計算) | フィードが中心(Season 1で85.4〜89.8%) | |
| YouTube | 視聴者は男性85.9%・65歳以上56.9%(10月) | ショートフィード79.7%(10月) |
| TikTok | フォロワーの55歳以上57.7%(11月1日の控え) | おすすめ51.6%・プロフィール26%・検索21.6%(28日) |
Season 1の3話の控え(2026年10月18日)は、Instagramの閲覧が376.1万・559.2万・255.0万、YouTubeの再生が46.5万・53.6万・35.2万(9月1日〜10月15日)、TikTokの再生が8.7万・32万・5.4万です。投稿先で数え方が違うので、横に並べて倍率は出していません。
Instagram:フォロワー以外に届くが、予約の道具で通る長さが違う
Business Suiteでは、リールは90秒まででした。90秒を超えたSeason 2の2本はアプリに回しています(2026年10月1日)。Business Suiteの「投稿を作成」は9:16を「アスペクト比が無効」とはじくことがあり、「リール動画投稿ツールに移動」で通りました(2026年11月1日)。Instagramのキャプションにはリンクが貼れないので、案内は「プロフィールから」と書いています。
YouTube:ショートフィードが中心で、関連動画に前の話を置く
ショートの視聴の79.7%がショートフィードから来ています。予約のときは、関連動画の欄にひとつ前の話を置いています。
TikTok:最初に出したが、Season 2以降は再生が小さい
Season 1は、TikTokに先に出し(9月19〜21日)、そのあとInstagramに出しました(9月21〜23日)。Season 2とSeason 3のTikTokは、Season 2第4話の6.1万を除いて1万前後以下です(10月18日)。28日で49万再生、直近7日は3.4万でした(11月1日)。TikTokのフォロワーは9月23日の時点で25〜44歳が中心でしたが、11月1日には55歳以上が57.7%になっています。Season 2以降で再生が小さくなった原因は、分かっていません。
時刻を揃え、ファイルは同じものを使う
公開は19:00に固定していて、曜日と時刻で待っている人がコメントに出てきました。TikTokの投稿時刻は朝5時台・8時台・22時台に散っていて、揃えられていません。動画ファイルとカバーは、YouTubeとInstagramで同じものを使っています。
道具は台詞の言語で選び、クレジットは撮り直し込みで見る
『派遣監査人』の本編を作っている道具は次のとおりです(2026年11月1日時点)。本編以外の作品では別の道具も使っていて、ここには入れていません。
| 工程 | 使っているもの | やっていること |
|---|---|---|
| 台本・プロンプト | Claude Code | 台本の下書きと、1クリップに1本のプロンプトを書かせる |
| 素材 | Higgsfieldの画像モデル(Season 1はNano Banana Pro) | 人物と場所の設定画を先に作り、毎クリップ参照として渡す |
| 映像・声 | Seedance 2.5(Higgsfield) | 音声オンで、台詞も同じ生成の中で出す |
| 声の直し | Seed Audio・Sync Lipsync(Higgsfield) | 崩れた台詞を作り直さず言い直させ、口元を合わせる(2026年9月27日) |
| 字幕・編集 | Premiere Pro | Season 2第1話から。Season 1はスクリプトで字幕を焼いた |
| 検品 | Whisper(手元で動く文字起こしのモデル) | 台詞を文字にして、台本と照合する |
声は台詞として動画の生成の中で出しているので、ナレーションを別に入れる作り方はこの記事の範囲に入れていません。
プロンプトは1クリップに1本書いています。カットが増えても絵柄を揃える書き方は、39カットを同じ絵柄で並べたプロンプトの記事が近い内容です。字幕は、Season 1では文字を台本から、時刻をWhisperから取りました。誤変換を残さない手順は、台本の文字とWhisperの時刻でSRTを組んだ記事で追えます。カバーはSeason 1では本編の1コマに話数と作品名を重ねていて、本編のカットから選ぶやり方は、YouTubeのサムネイルを追加0クレジットで作った記事にまとめました。
クレジットの記録です。720pは1秒7クレジット(2026年9月19日の記録)、480pは1秒3クレジット(9月29日の記録)でした。Season 1の3話は設定画と作り直しを含めて約2,150クレジット、補足の回の59秒分を480pで作ったときは225.6クレジット(撮り直し3本込み・10月23日)です。今日のSeedance 2.5の秒単価は、2026年11月1日の料金ページの見えた範囲では確認できませんでした。単価の比べ方は、Seedance 2.5の料金を1秒あたりで比較した記事を参考にしてください。
Higgsfieldのプランと、向かない人
2026年11月1日の料金ページの表示です。Starterは月19ドル(年払い)・270クレジットで、SeedanceはSeedance 2.0 Fastと2.0 Miniまでです。Plusは月59ドル(年払いなら月47ドル)・1,200クレジット、Ultraは月129ドル(年払いなら月99ドル)・3,000クレジットで、どちらもすべてのSeedanceモデルを使えます。VATと現地税は別です。私は2026年9月30日の時点でUltraを月払いしていました。
日本語の台詞を入れるなら、私の場合はSeedance 2.0で崩れて2.5に移ったので、Plus以上が候補になります。2.5でも崩れないわけではなく、Season 1の15本のうち3本は台詞の音が崩れて作り直しました。台詞の無い短い映像なら、Seedance 2.5が必要かどうかから考えてよいと思います。毎月の支払いなしで試したい人には向きません。また、プランの無制限の枠はhiggsfield.ai経由だけで、MCP(AIから外のサービスを呼び出す仕組み)やCLI(コマンドで操作する道具)からは使えないと料金ページに書かれています。私のようにClaude Codeから呼ぶ使い方では、全部クレジットが減ります。
無料で試せる範囲は工程ごとに違う。私は有料で作っている
私はHiggsfieldを有料で使っていて、無料だけで1本を通した記録はありません。以下は2026年11月1日に確かめた範囲で、無料の道具を勧めるものではありません。
| 工程 | 確かめたこと |
|---|---|
| 映像の生成(Higgsfield Free) | 料金ページの表示は「無料・制限付き利用」。同日の別の確認ではクレジット0・商用利用なし |
| 台詞の検品(Whisper) | コードと重みはMIT Licenseで、手元で動く |
| YouTube Createの生成 | ヘルプの対象国はオーストラリア・カナダ・インド・ニュージーランド・米国で、日本は含まれていない |
| YouTube Shortsの中の生成 | 今の日本で使えるかは確認できなかった |
Higgsfieldの無料の範囲を項目ごとに見たいときは、Higgsfieldは無料で使えるかを確かめた記事をどうぞ。
よくある質問
Q. ショート動画って何秒ですか?
A. 決まった秒数は見つかりませんでした。上限は、YouTubeのショートが3分以内、Instagramは3分を超えると新しい人におすすめされない、TikTokは公式の手順のページで確認できませんでした(2026年11月1日)。私のInstagramの記録(2026年10月18日)では、15秒の曲のショートが平均4秒で、115秒の最終話は61.7%観られていました(最終話なので、続きを追ってきた人が多く混ざった数字です)。Seedance 2.5で作った『派遣監査人』の本編と、曲のショート2本の範囲の話です。
Q. ショート動画をAIに作らせる方法はありますか?
A. 私の場合は、Claude Codeに台本の下書き・プロンプト・字幕の処理を任せ、HiggsfieldをMCPでつないで動画を生成しました。全部を任せたわけではなく、Season 1では主人公の設定と繰り返す一言を私が決めています。冒頭が初めて見た人に通じるかは、生成の前に確かめる決まりを2026年11月1日に置いたところです。
Q. TikTokでAIラベルをつけなくてもいいですか?
A. 写実的な画像・音声・動画を含むAI生成コンテンツには、ラベルが必要だと公式が書いています(2026年11月1日に確認)。ラベルの無いものなどでガイドラインに違反すると、削除される場合があります。設定をオンにしても、違反が無ければ配信に影響はないとも書かれています。私の投稿の結果ではなく、公式の説明です。
Q. YouTubeショート動画は縦長でも大丈夫ですか?
A. YouTubeのヘルプでは、3分以内の正方形か縦長の動画がショートに分類されます(2026年11月1日に確認)。私は、YouTubeとInstagramで同じ縦のファイルを使っています。
まとめ
AIショート動画の作り方で、生成の前に決めるのは画角・尺・冒頭・AIラベル・投稿先の5つです。画角は最初から9:16で作り、尺は台詞の字数で決め、冒頭は前の話を知らない人に1行で通じるかを見て、AIラベルは投稿先ごとに付ける場所を確かめ、投稿先は見ている人と流入の違いを確かめます。数字はAIショート動画全般ではなく、HiggsfieldのSeedance 2.5で作った『派遣監査人』の縦ショートを1つのアカウントでInstagram・YouTube・TikTokに出した範囲のもので(尺の比較にだけ曲のショート2本を入れています)、2026年10月18日と10月31日の控えです。料金と仕様は2026年11月1日に公式で確認しました。
Instagramの閲覧の9割前後はフォロワー以外でした。15秒の曲のショートは平均4秒で離れ、115秒の最終話は61.7%観られています(続きを追ってきた人が多い回の数字です)。Season 3の第2話と第6話は同じ道具で作り、フォロー÷リーチは0.37%と0.06%でした。
更新履歴
2026年11月4日:初版を公開しました。AIショート動画全般ではなく、HiggsfieldのSeedance 2.5で作った『派遣監査人』の縦ショートをInstagram・YouTube・TikTokに出した範囲の話です(尺の比較にだけ曲のショート2本を入れています)。数字は私のアカウントの管理画面の控えと、そこから割った計算で、2026年10月18日と10月31日時点のものです。料金と仕様は2026年11月1日に公式ページで確認しました。長い動画の切り抜きツールと、無料だけで1本を通すことは試していません。






