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AIアニメの作り方。9分51秒の第1話を作った工程と費用、直さずに出した粗の一覧

AIアニメの作り方を、『社会人レベル』第1話(9分51秒)を公開するまでの7工程…

本記事はアフィリエイト広告(Higgsfieldの紹介プログラム)を含みます。紹介しているのは、私が自分で契約して使っているサービスです。

話は書けるのに絵が描けなくて、AIならアニメにできると聞いて調べ始めたものの、手が止まっていませんか? 途中で絵柄や顔が変わらないのか、戦う場面は動くのか、声はどうするのか、1話でいくらかかるのか。どこまで直せば公開していいのかも見えませんし、「AIアニメはダメ」という声も気になると思います。私はAIアニメ『社会人レベル』第1話(9分51秒)を、動画46本・Higgsfieldの約1,700クレジットで作り、2026年9月30日にYouTubeで公開しました。AIアニメの作り方を7工程の順番と費用で書き、絵柄・アクション・声で実際にやったこと、直さずに出した粗、公開後の再生数まで並べます。ツールの比較はしません。読みながら、作りたい1話の秒数に3を掛けてみてください。HiggsfieldのSeedance 2.5を480pで使うなら、その数字が動画にかかるクレジットの見当になります。

AIアニメの作り方は7工程。第1話は動画46本・約1,700クレジットで公開まで行った

AIでアニメは作れます。私が作ったのは、AIアニメ『社会人レベル』第1話「いつもお世話になっております」です。登場人物の頭上にレベルの板が浮かぶ、横長16:9のバトルアニメで、『社会人レベル』の作品ページから観られます。文章で書いた指示(プロンプト)に設定画を添えて、10〜15秒の動画を1本ずつ生成し、つないで1話にしました。工程に分けると、次の7つです。

工程やること使った道具クレジット
①企画4案から選び、話を1文にして、人物と場面の並びを固めるClaude Code0
②脚本台詞と動きを書き、画面の文字を生成の指示から外すClaude Code0
③設定画人物・異形・場所などの絵を18枚作るNano Banana Pro(Higgsfield)36
④テスト480pの下書きで8本作り、絵柄と声を確かめるSeedance 2.5(Higgsfield)264
⑤本番の生成残りの38本を作る(撮り直しの1本を含む)Seedance 2.5(Higgsfield)1,380
⑥点検全クリップを文字に起こして台本と照合し、映像を確かめるWhisper0
⑦組み立てと公開つないで曲と文字を重ね、サムネを作って投稿するffmpeg・vidIQ・GPT Image 2(Higgsfield)19.5

Higgsfieldは、画像や動画を作るAIをまとめて使えるサービスで、生成するたびにクレジット(サービス内のポイント)が減ります。Seedance 2.5はByteDanceの動画モデル、Nano Banana ProとGPT Image 2は画像モデルです。登録から最初の1本までの手順は、Higgsfieldの使い方の記事にあります。

④と⑤の分け方は、制作中の残高の動きから出した計算です。曲はvidIQのクレジットで作ったので、上の表には入れていません。生成した動画の合計は548秒で、アイキャッチの静止画や、動画から切り出した次回予告と組み合わせて9分51秒にしました。数字はAIアニメ全般のものではなく、HiggsfieldのSeedance 2.5で『社会人レベル』第1話を480pで作った範囲のものです。

費用の内訳は、動画約1,644・設定画36・サムネ19.5クレジット

何を作ったか数単価クレジット
動画(Seedance 2.5・480pの下書き)46本・548秒1秒3約1,644
設定画(Nano Banana Pro・2K)18枚1枚236
サムネ(GPT Image 2・2K)3枚1枚6.519.5
Higgsfieldの合計約1,700
曲(vidIQ)2曲1曲25vidIQの50

約1,700クレジットのうち約1,644が動画で、絵の工程で減ったのは合わせて55.5クレジットでした。動画46本の長さは、12秒が34本、11秒が5本、10秒が4本、15秒が3本です。15秒の3本はオープニングに使いました。

自分の1話に当てはめるなら、秒数に3を掛けます。10分なら600秒で1,800クレジットで、撮り直しの分はさらに増えます。Seedance 2.5の480pが1秒3クレジットなのは、Higgsfieldの2026年8月6日と10月20日の公式記事で同じでした(2026年11月1日確認)。音声をオフにしたクリップでも、私の記録では1秒3のままで安くなっていません。作り直しを含めた見積もり方は、Seedance 2.5の料金を1秒あたりで比較した記事に書いています。

円にすると、約1,700クレジットは約1.2万〜1.6万円の計算の目安です。Ultraの請求とみられる2026年9月の明細の額から1クレジット約6.9円、買い足しの分を約8.2〜9.6円と推定して掛けたもので、実際に第1話へ払った額ではありません。プランはUltra(月払い129ドル・毎月3,000クレジット)で、第1話は9月29日に残高1,246の状態から作り始め、途中で足りなくなってクレジットを買い足しました。2026年11月1日の料金ページでは、Plusは月払い59ドル・毎月1,200クレジットです。約1,700クレジットはPlusの1か月分を超えます。480pの1秒3で計算すると、1,200クレジットは400秒(6分40秒)です。第1話はClaude CodeからMCP(AIから外のサービスを呼び出す仕組み)で作ったので、無制限の枠は関係なく、全部クレジットが減っています。MCPで呼ぶときの料金の考え方は、Higgsfield MCPの料金とつなぎ方の記事をご覧ください。

私が決めたことと、Claude Codeに任せたこと

企画の4案、話を1文にまとめたログライン、人物、場面の並びを箱に分けて書く箱書き、脚本、プロンプト、MCP経由の生成、点検、組み立て、サムネ、YouTube Studioへの入力は、Claude Code(指示を受けてファイルを作り、作業を進めるAI)がやりました。脚本の順番は、ログライン、キャラクター、箱書き(大・中・小)、脚本です。

私が決めたのは次のことです。「35歳以上に刺さる戦闘もののアニメを、横長で連載したい」という依頼、4案からどれにするか(一度「夜勤」を選んでから変えました)、笑いと熱さの配分、主人公の欲求と敵と相棒、1話の長さ、画風、10分に伸ばすこと、クレジットの追加、サムネ、公開日時。音ずれに気づいて指摘したのも私です。YouTubeへの投稿で私が手を動かしたのは、動画ファイルをChromeのYouTubeの画面へドラッグした操作だけでした。YouTubeの制作クレジットには「脚本・構成支援:Claude」と書いています。

時刻の記録は、2026年9月29日の18時21分に依頼、19時1分に90秒のテスト版、19時47分に9分52秒の版、20時4分に音ずれを直した版、20時27分にサムネ3案です。依頼から最初の完成版まで約1時間半でした。約1時間半には生成の待ち時間が入っていて、作業はClaude Codeが進めた時間です。誰が作っても同じ時間で終わるという数字ではありません。

AIショートドラマの作り方と違うところ

同じHiggsfieldで作った『派遣監査人』と並べると、次のようになります。

『派遣監査人』Season 1『社会人レベル』第1話
形縦9:16・720p横16:9・480p
長さ3話で計198秒1話で9分51秒
動画15本46本
Higgsfieldのクレジット約2,150約1,700

長さは約3倍で、クレジットは約8割でした。720pが1秒7、480pが1秒3という単価の差が大きく出ています。計算すると、同じ548秒を720pで作れば3,836クレジットです。台本の組み立て、プロンプトの欄の分け方、検品の順番は、AIショートドラマの作り方を6工程で書いた記事にまとめました。以下はアニメで違いが出た絵柄・アクション・声と、10分の長さで起きたことに絞ります。

90秒のテストで絵柄と声を確かめてから、10分に伸ばした

480pの下書き8本と設定画7枚で278クレジット

最初の予定は1話約90秒で、480pの下書きを8本作りました。残高は1,246から968へ、278クレジット減っています。設定画7枚の14を引くと、下書き8本の分は264クレジットです。

下書きは、Higgsfieldの更新履歴に2026年9月22日公開と書かれている機能で、480pで作ったものから選んで1080pで生成できます(米国では利用できないとの記載があります。2026年11月1日確認)。第1話はこの480pの段階で止めています。

テストの8本を点検して分かったことが、完成版の作り方を決めました。設定画を参照に渡すだけで8本ともセル画の質感が揃ったこと、人名と数字で台詞が崩れたこと、4カットにした1本が外れたこと、お辞儀の角度と頭上の板が指示どおりにならないことです。どれも、10分ぶんのクレジットを使う前に分かりました。

長さはテストを見てから決めた

8本を見た私は「10分ぐらいの長いやつ」を希望して、第1話そのものを膨らませました。別の話を作り足す形にしていないので、テストの8本も46本に含まれています。外れた1本を除く7本はそのまま完成版に入り、残り38本の台本とカットの割り方をテストの結果に合わせました。

絵柄は、設定画と全カット同じ画風の1段落で揃えた

話の途中で絵柄や顔が変わらないようにやったことは、3つです。画風を1つに決めること、人物と場所の設定画を毎回渡すこと、プロンプトの末尾に同じ段落を入れることでした。

画風は、生成の前に1つに決めた

選んだのは「80〜90年代セル画風」です。提案の理由は2つありました。45〜64歳が若い頃に見たアニメの手触りであること、今っぽいきれいな劇場アニメ風はAIアニメでよく見るので埋もれやすいこと。私はこの画風に決め、第1話の中では変えていません。

設定画は18枚。人物は3面にして、見分けの目印を1つ入れた

18枚の内訳は、人物8人分と不採用の1枚で9枚、異形1枚、場所7枚、アイキャッチ1枚です。Nano Banana Proの2Kで1枚2クレジットでした(料金ページの表示も1枚2。2026年11月1日確認)。

人物の設定画は21:9の横長に正面・背面・顔の寄りを並べ、背景は灰色にしました。服の色は16進の色コード(#で始まる色の番号)で固定しています。見分けの目印は1人1つで、伏見は眉の傷、凛は頬の絆創膏、久世は眼鏡です。

動画はすべて参照画像を渡すモードで作り、設定画を1クリップに1〜4枚渡しました。1枚が7本、2枚が14本、3枚が17本、4枚が8本です。場所の絵も同じように参照として渡しています。

全カットの末尾に、一字一句同じ画風の段落を入れた

本編の43本は、プロンプトの末尾に一字一句同じ段落を入れました。中身は「1990年代の日本のテレビアニメのセル画、手描きの線、影は1段、背景はガッシュ、フィルムの粒子、3D・CGにしない」という指定です。オープニングの3本だけ、言い回しが少し違います。

テスト8本も完成版も、セル画の質感は最後まで揃いました。第1話で使った文言は、次の話でも言い回しを変えずに使う申し送りにしています。言い回しの違いでどれだけぶれるかを比べる検証はしていないので、揃った理由を段落だけに求めることはできません。参照画像の渡し方と絵柄を揃える文言は、39カットを同じ絵柄で並べたプロンプトの書き方も参考になると思います。

老けて見えた主人公の1枚目は、年齢を書き直して作り直した

主人公の1枚目の設定画は、老けて見えたので不採用にしました。2枚目では「48歳ちょうどに見える」「高齢ではない」と書き、顔の皺の記述を減らしています。動画を作る前の段階なので、作り直しの費用は1枚2クレジットでした。

文字と数字は、生成に描かせなかった

画面に出す文字は、脚本の時点で〔編集:〕と書いて生成の指示から外しました。頭上のレベルの数字も描かせていません。回想の3本を除く43本に無地の指定を入れ、頭上には無地の光る板だけを描かせて、数字は編集で左下の札として乗せました。

アクションは1クリップ3カットまで。4カットにした1本だけ撮り直した

戦う場面は動きます。第1話では災厄の出現から会釈の場面までが、チャプターで4:25〜7:44、約3分20秒あります。1クリップは3カットまでとして、46本のうち42本が3カットです。

秒を区切って、カットごとに画角とカメラの動きを書く

戦う場面のクリップは、カットごとに秒の区切りを書きました。たとえば凛の空振りの場面(11秒)は、0〜3.5秒、3.5〜7秒、7〜11秒の3カットで、画角とカメラの動きもカットごとに指定しています。凛の武器は素手の籠手だけで、9本に「武器を持たせない」と書きました。凛の攻撃は1撃目の拳も2撃目の回し蹴りも、煙のようにすり抜ける形で描いています。

本編で4カットにした7本目が、4か所外れた

本編で4カットにしたのは7本目だけで、外れたのもこの1本でした。外れ方は次の4つです。

  • 衝撃波が光のドームになる
  • 主人公の伏見が奥で小さく映る
  • 最後の凛がレンズを見る
  • 頭上の板が緑の三角印になる

点検の結論は「最後の短いカットで指示が抜けた」でした。撮り直しでは3カットに減らし、衝撃波を「地面を走る平らな光の輪」と書き直して採用しています。4カットはオープニングにも3本あり、そちらは撮り直していません。本編の1本で見たことなので、4カットなら必ず外れるとは言えません。

お辞儀の角度と頭上の板は、書いても届かなかった

撮り直しが1本で済んだのは、全部が指示どおりに出たからではありません。お辞儀は15°と書いても30°前後まで深くなり、「これ以上深くしない」と入れても止まりませんでした。頭上の板は「頭の上に浮かぶ」だと引きの画で頭に重なるので、「頭一つ分上に離れて浮かぶ」と距離を書きましたが、2か所で重なりました。どちらも撮り直さず、粗として残しています。

声は動画と一緒に生成した。崩れた3か所のうち2か所は名前と数字だった

第1話の声は、Seedance 2.5が映像と一緒に生成しました。音声オンは43本です。声優、別の音声AI、自分の声は使っていません。自分の声を出さずにAIでアニメを作れるか、という疑問には、この形で作れたと答えられます。代わりに、1語単位の聞こえ方は指定しきれませんでした。

人物ごとの声を書き、台詞の下で効果音を下げた

32本に人物ごとの声の説明(年齢と話し方)を書き、35本に「台詞の下で効果音を下げる」指示を入れました。効果音や環境音も映像と同じ生成で作られるので(2026年8月6日の公式記事・11月1日確認)、台詞との音量の関係もプロンプトに書いています。

台本は、2文以上にして名前と数字をなるべく入れない

テストで崩れたので、台本は台詞を2文以上にし、数字と人名をなるべく入れない形に直しました。動画を作ってから崩れに気づくと作り直す分のクレジットがかかるので、台本の段階で言葉を選ぶ形です。

全クリップを書き起こして、台本と照合した

できた全クリップを文字起こしモデルのWhisper(small)で書き起こし、台本と照合しました。ほぼ台本どおりで、崩れは3か所でした。ナレーションの「頭上」が「登場」に、「伏見さん」が「藤野さん」などに、「八十七」が「八十何」になっています。3か所はどれもテストの8本の中で、台本を直したあとの38本に同じ崩れはありませんでした。ただし38本の側で、「災厄」が「最悪」に聞こえる箇所が2つ出ています。同じ崩れ方の型と見分け方は、Seedance 2.5の日本語の台詞が崩れる4つの型で詳しく説明しています。

曲はvidIQで作り、オープニングは音声オフで生成した

主題歌は45.8秒、エンディングは41.0秒です。2026年9月29日の時点でHiggsfieldに曲を作るモデルが見当たらなかったので、vidIQで作りました(1曲25クレジット。2026年11月1日に公式ヘルプで確認)。オープニングの3本は音声オフで生成して、曲を後から当てています。

10分になると、最後のつなぎで音がずれた

完成版を通しで見た私が「口パクと声が後半ずれていた」と指摘して、測ると次の数字でした。

時点映像に対する音の遅れ
2分半+0.26秒
6分+0.86秒
9分+1.29秒
直したあと(通し)最大+0.002秒

9分で1.29秒遅れた原因は、音が少しずつ長かったこと

原因は最後のつなぎでした。パーツごとに音が映像より約0.02秒ずつ長く、つなぐたびに積み重なっていました。1パーツではほとんど分からない差なので、指摘が出たのは通しで後半まで見たときでした。

音を映像の長さに切ってからつなぐ

直し方は、各パーツの音を映像の長さに切ってから、1本につなぐ方式への変更です。動画そのものは作り直していないので、Higgsfieldのクレジットは減っていません。1話が長くなるほど、公開の前に後半の口元と声を確かめる工程が要ります。部品ごとの点検では見えず、通しで見て初めて分かる壊れ方については、通しで見たら壊れていた4か所の記事もよければあわせて読んでみてください。

編集ソフトは使わず、ffmpegのスクリプト1本で組み立てた

第1話は編集ソフトを使わず、Claude Codeが書いたffmpeg(動画を処理するコマンドのツール)のスクリプト1本で組み立てました。私のMacのffmpegには文字を描く機能が無かったので、文字は透過画像にして重ねています。オープニングは映像3本に主題歌を当て、アイキャッチは静止画、次回予告は既存のクリップの切り出しに文字を重ねました。YouTubeのチャプターは11個です。

粗を残したまま公開した。再生数は11月1日時点で1,978回

AIアニメは、どこまで直せば公開していいのか。第1話で残した粗を全部並べます。2026年9月30日19時に予約投稿したのは、次の粗が入ったままの版です。

直さずに出した粗の一覧

どこ残した状態
台詞「頭上」が「登場」など、崩れ3か所(声の作り直しはしていない)
聞こえ方「災厄」が「最悪」に聞こえる箇所が2つ
頭上の板引きの画で顔や頭に重なるコマがある
紙面求人誌と解雇者リストの紙面に、文字のような線が出ている
衣装部屋着のはずの凛の袖から籠手が見える
お辞儀15°より深いのに、角度計は「会釈 15°」のまま
レベルの数字左下の札の代用で、頭上の板に追従していない
解像度480pのまま
音量-16.3 LUFS(LUFSは音の大きさの単位。目安の-14より少し小さい)

第1話で直したものは3つです。老けて見えた主人公の設定画、4か所外れた7本目、後半ほど遅れる音。結果として、主人公の顔と口と声の一致は直し、数語の聞こえ方・一部のコマ・小道具の細部・画質と音量は残した形になりました。『派遣監査人』で使った声の作り直しは、第1話ではやっていません。自分の1話でも、点検で出た粗を「直す」「残す」の2列に書き出すと、公開するかどうかを自分で決めやすくなるはずです。「気持ち悪い」と感じる人がいるかどうかも含めて、粗が見る人にどう受け取られたかは、再生数からは分かりません。

AIで作ったことは、申告と概要欄で示した

投稿では、YouTubeの改変・合成コンテンツの申告を「はい」にして、概要欄に「AIで制作しています。」と制作クレジットを書きました。2026年11月1日に見たYouTubeヘルプでは、開示が不要な非現実的な内容の例に、AIのアニメーションを使ったフルアニメーション動画が挙がっています。アニメは申告が必須とは限らないとも読めますが、必須かどうかは断定できません。第1話は申告して出しています。

公開4日で302回。サムネとタイトルを変えた

最初のサムネはGPT Image 2で3案(顔とLv.87、娘、巨大な異形)を作り、私が1案を選びました。公開4日の再生は302回で、流入はチャンネルページと登録者がほとんどでした。ブラウジングや関連動画からは、ほぼ来ていません。サムネイルとタイトルが弱いかもしれないと私が判断して、10月4日に差し替えました。作り直した2枚で5.5クレジットです(最初の約1,700には入っていません)。

時点YouTubeの再生数
公開4日302回
2026年10月12日648回
2026年11月1日1,978回

数字はYouTubeの動画ページなどで見た値で、差し替えと再生数の因果は確かめていません。公開から約1か月の数字として並べました。公開しているのは2026年11月1日の時点で第1話だけで、第2話は予告だけです。

1080pには上げていない

下書きを1080pに上げる見積もりは、Claude Codeからだと1秒6、本編約530秒で約3,200クレジットでした。ブラウザの履歴のボタンは15秒180で、1秒12にあたります。表示が食い違っていて、実額は確かめていません。公式の記事でも、1080pは8月6日の記事が10秒120、10月20日の記事が8秒128と割れています。下書きの期限だった10月6日までに仕上げをせず、公開している第1話は480pのままです。

よくある質問

Q. AIアニメはなぜダメなのでしょうか?
A. ダメと言う人の理由を代わりに論評することはできないので、資料と私がしていることだけ書きます。文化庁の「AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス」(令和6年7月31日)は、作風などのアイデアが共通するだけなら類似性は認められないとしつつ、プロンプトに既存の作品の題名やキャラクター名を入れると依拠性が認められやすくなると考えられる、と整理しています。第1話で私がしているのは4つです。プロンプトに既存の作品名やキャラクター名を入れない(主な作品名で全文を調べて0件)、人物はオリジナルとして書く、プロンプトの全文を残す、AIで作ったと表示する。『社会人レベル』第1話でしたことを並べただけで、問題がないと言い切るものではありません。

Q. AIアニメーションを無料で作る方法はありますか?
A. 第1話は有料のプランで作っていて、無料で1話を作る方法は確かめていません。使ったSeedance 2.5は、2026年11月1日の料金ページではPlus以上で使えて、月19ドルのStarterでは使えません。Freeの欄の表示は「制限付き利用」です。Higgsfieldの無料の範囲を項目ごとに確かめたいときは、Higgsfieldは無料で使えるかを調べた記事をご覧ください。

Q. アニメ動画生成AIのおすすめは?
A. 比べられるほどの体験が無いので、順位は付けません。第1話を作った2026年9月の時点で、私がSeedanceを使っていたのはHiggsfieldだけでした。DreaminaとCapCutにもお金を払って少し触りましたが、道具が分かれるのがつらくて、第1話はHiggsfieldにまとめています。第1話で使ったのは、動画がSeedance 2.5、設定画がNano Banana Pro、サムネがGPT Image 2(3つともHiggsfield)、曲がvidIQ、脚本と組み立てがClaude Codeです。同じ作り方は月額の有料プランが前提で、約1,700クレジットはPlusの毎月1,200を超えます。月額を払わずに作りたい人には向きません。声まで動画と一緒に生成する第1話の形は、台詞の聞こえ方を1語ずつ決めたい人にも向きません。手元のパソコンだけで作る方法は、私が試していないので書けません。

Q. 生成AIでアニメを作ると著作権はどうなるの?
A. 分けて考える必要があります。Higgsfieldのヘルプセンター(2026年9月12日更新・11月1日確認)は、入力と出力の所有権を主張せず、商用利用も制限していないと説明しています。第三者の権利を侵害しないようにする責任は利用者にあり、ほかの利用者が似た出力を作ることもあるので、独占は保証されません。利用規約の本文はページを開けず、確認できませんでした。生成物が著作物に当たるかは別の論点で、文化庁の資料は創作意図と創作的寄与の程度で判断すると説明しています。第1話がどちらに当たるかの判断は、私にはできません。

まとめ

AIアニメの作り方は、企画・脚本・設定画・テスト・本番の生成・点検・組み立てと公開の7工程でした。最初に480pで8本作って絵柄と声を確かめ、絵柄は3面の設定画と同じ画風の段落で揃え、1クリップを3カットまでに分け、台本から名前と数字をなるべく外しました。10分の長さで初めて出た音ずれは、音を映像の長さに切ってからつなぐ形で直しています。手順と数字は、HiggsfieldのSeedance 2.5で『社会人レベル』第1話を480pで作った範囲のもので、再生数は2026年11月1日時点のYouTubeの値です。

9分51秒の第1話は、動画46本のうち撮り直しが1本、Higgsfieldで約1,700クレジットでした。撮り直しが1本で済んだのは、台詞の崩れ3か所を含む粗を残して出したからです。公開4日の再生は302回で、サムネとタイトルを変え、11月1日に1,978回になりました。

更新履歴

2026年11月1日:初版を書きました。工程と数字は、2026年9月29日の『社会人レベル』第1話の制作記録と実ファイルから書いています。AIアニメ全般ではなく、HiggsfieldのSeedance 2.5で第1話を480pで作った範囲の話です。再生数はYouTubeの値で、1,978回は2026年11月1日に見たものです。料金は2026年11月1日に公式の料金ページで確認しました。

ryu
Writer / 運営者ryu

Suggesco Studio の運営者。AIでドラマと音楽を作っています。AIの道具と使い方はAIコラムに、制作の裏側は note に書いています。

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