Higgsfield APIの使い方と料金。MCP・CLIとの使い分けと、ドラマ7話138本を作って比べた1秒の値段
Higgsfield APIは、プランのクレジットとは別の、前払いのドル残高で動…

本記事はアフィリエイト広告(Higgsfieldの紹介プログラム)を含みます。紹介しているのは、私が自分で契約して使っているサービスです。
MCP、CLI、API。Higgsfieldを自分のスクリプトやClaude Codeから呼びたいのに、入口が3つ並び、料金もクレジットとドルに分かれていて、どれを選べばいいのか迷っていませんか? 「Higgsfield APIに替えればプランより安く、無制限も自動で回せるのでは」と考えたくなりますが、私がUltraのクレジットと同じ動画で比べた結果は逆でした。APIはプランとは別の財布で動く道具で、安さで選ぶものではありません。以下、3つの入口の違いと判定表、1秒の値段の比較、AIショートドラマ『派遣監査人』Season 3の第1〜7話をAPIで作った記録、詰まったところの順に書きます。MCPのつなぎ方は別の記事に任せました。判定表で自分の行を1つ選べば、APIキーが要るかどうかが決まります。よく作る1本の秒数と解像度を手元に置いて読むと、ご自分の金額まで計算できます。
Higgsfield APIは、プランとは別の財布で動く開発者向けの製品
Higgsfield APIは、自分のコードから動画と画像を作るための製品で、2026年9月16日に公開されました。公式ヘルプ(2026年9月24日更新)は、APIとサブスクリプションを請求が別の独立した製品と説明していて、プランの有無はAPIのアクセスにも料金にも影響しません。支払いは前払いの米ドル残高で、動画は出力1秒ごと、画像は1枚ごとに差し引かれます。最低入金は5ドルで、入れたお金は1年で失効します。
MCPは、Claudeなどの会話から生成を呼ぶ公式のコネクタです。CLIは、ターミナルのコマンドで生成を呼ぶ公式のツールです。どちらもHiggsfieldのアカウントでログインして使います。MCPとCLIはプランのクレジット、APIはドルの前払い残高で、財布が別です。プランのクレジットをAPIに回すことはできません。2026年11月1日に公式のヘルプと料金ページで確かめた違いを、表にしました。
| MCP | CLI | API | |
|---|---|---|---|
| 呼ぶ場所 | Claudeなどの会話 | ターミナル、コーディング用のAI、スクリプト | 自分のコード(サーバー側) |
| 払うもの | プランのクレジット | プランのクレジット | ドルの前払い残高 |
| 始める額 | 月19ドルのStarterから | 月19ドルのStarterから | 5ドルの入金から(月額なし) |
| 余った分 | 請求サイクルの終わりに失効 | 請求サイクルの終わりに失効 | 入金から1年で失効 |
| APIキー | 要らない | 要らない | 要る(キーIDとシークレット) |
| 無制限モデル | 使えない | 使えない | 使えない |
| Nano Banana | 呼べる | 呼べる | モデル一覧に無い |
APIで使えるモデルは、公式ヘルプの説明で50以上です。2026年11月1日のドキュメントの一覧は動画22系統、画像14系統で、動画はSeedance 2.0・2.5、Kling 2.5〜3.0・O3・Omni、Wan、Genjutsu、Cinema Studio 4.0、MiniMax、PixVerseなど、画像はSOUL系、Soul ID、Marketing Studio Image、Ads Studio、Grok Image 2.0、Recraft、Qwen、Ideogram、Z-Imageです。料金ページにはVeoとKling 4.0の名前も出ていますが、ドキュメントの一覧には見当たりませんでした。呼べるかどうかは確認できていないので、使う前に公式のカタログで確かめてください。
私はふだん、Claude CodeからMCPで呼んでいます。つないだのは2026年4月末で、MCPから作ったものはUltraでも全部クレジットが減ります。APIは、作品の一部で別の財布として使ってきました。
どれを選ぶかは、財布と呼ぶ場所で決まる。MCP・CLI・APIの判定表
3つのうちどれを使うかは、どの財布から払うかと、どこから呼ぶかの2つで決まります。自分の用途に近い行を探してください。
| いまの状況 | 選ぶ入口 | 理由 |
|---|---|---|
| 有料プランがあり、Claudeなどとの会話の中で作る | MCP | 追加の契約もキーも要らない |
| 有料プランがあり、スクリプトやコーディング用のAIから呼ぶ | CLI | キー無しで、同じクレジットのまま処理に組み込める |
| プランを持っていない、または月に作る量が少ない | API | 月額がかからず、5ドルから始められる |
| 今月のプランのクレジットを使い切った | API | 別の財布なので、残高があれば続けられる |
| プランの同時生成数を超えて並べて回したい | API | 入金額に応じて同時本数の上限が上がる |
| 自分のサーバーやサービスから、人のいない状態で呼ぶ | API | CLIをサーバーで動かす公式の手順は確認できなかった |
| Nano Bananaを呼びたい | MCPかCLI | APIのモデル一覧に無い |
| 無制限モデルを自動で回したい | どれでもできない | 公式が人の手での利用に限っている |
有料プランがあって毎月クレジットが余っている人に、APIは向きません。先に余っている財布を使うのが素直です。Seedanceだけを使えればよくて、Higgsfieldの他のモデルは要らないという人は、入口を3つ比べる前に窓口そのものを比べたほうが早いでしょう。
私の決まりごとは、2026年9月30日に決めました。既定はプランのMCPで、APIは私が「API経由で」と言ったときだけ使います。キャンペーン中、APIのほうが明らかに安いとき、モデルが片方にしか無いとき、プランの残りが少ないときは、生成の前に「今回はどっち」を1行で確かめます。
Higgsfield APIの料金は、Seedance 2.5の720pなら定価で1秒0.46ドル
APIの料金は、動画ならモデルと解像度ごとの単価×出力の秒数です。2026年11月1日の公式の表示から、私が作品で使っている2つのモデルを抜き出しました。全モデルの値段はすぐ変わるので、使う前に公式の料金ページで確かめてください。
| モデル(1秒あたり) | 定価 | 最大割引の表示 |
|---|---|---|
| Seedance 2.5 text-to-video 480p | $0.2056 | $0.144 |
| Seedance 2.5 text-to-video 720p | $0.4622 | 約$0.324(30%引きの私の計算) |
| Seedance 2.5 text-to-video 1080p | $1.1372 | $0.7961 |
| Kling 3.0 Pro | $0.168 | $0.084 |
| Kling 3.0 4K | $0.42 | $0.21 |
Seedanceの値段は16:9で動画入力なしの条件です。reference-to-videoなどで動画を入力すると、定価は1秒$0.2468〜$1.3647、割引後は$0.1728〜$0.9553に上がります。Kling 3.0のTurboは、料金ページの比較の欄で1秒$0.07と出ています(定価は確認できませんでした)。Seedanceのtext-to-videoの定価は、私が2026年9月30日に実測した値と11月1日の表示が一致しました。
最低入金の5ドルで作れる長さは、定価なら720pで約10.8秒、480pで約24.3秒です(私の計算)。月19ドルのStarterで使えるSeedanceは2.0 Fastと2.0 Miniだけで、2.5はPlus(月59ドル)からです。Seedance 2.5を数秒試すだけなら、APIの5ドルは月額を払わずに済む入口になります。窓口ごとの値段は、Seedance 2.5の料金を1秒あたりで比較した記事で並べています。プランの単価や、作り直しまで入れた見積もり方を知りたいときに、あわせて読んでみてください。
定価と割引の間のどこになるかは、自分の見積もりでしか分からない
定価と最大割引のあいだの額がどの条件で決まるかは、公開ページからは確認できませんでした。料金ページのFAQには、登録で対象モデル15% OFF、3モデルを選ぶと最大75% OFFという案内があり、利用が増えると割引が自動で付くとも書かれていますが、段階の数字はありません。2026年10月2日の告知には、最初の100ドルの利用後に15ドル、30日の利用額に応じたキャッシュバック(5,000ドルで5%〜50,000ドルで20%)も載っています。公式は、認証した自分のアカウントの見積もりが正だと書いています。私のアカウントでは、2026年10月10日に残高を足すと、10月17日10時33分までの7日間の割引が画面に出ました(Seedance全モデル30% OFF、Kling全モデル50% OFFほか)。なお、この記事の冒頭と末尾にある紹介リンクの割引がAPIの残高にも付くかどうかは、確かめていません。
課金されるのは成功した分だけ
公式のドキュメントによると、結果が failed か nsfw で終わったリクエストは課金されず、受付時に予約された分は自動で返金されます。処理が始まる前の待ち行列で取り消した分も返金されます。私が最初に通した試験はSOULの画像1枚(1:1・720p)で、見積もりの0.094ドルに対して請求は0.06ドルでした。1件だけの記録ですが、見積もりと請求が同じ額になるとは限りません。
同じ動画ならUltraのクレジットが安かった。APIが勝つのは3つの場面
2026年10月18日に、同じ生成でプランとAPIの値段を比べました。下の表は、11月1日にMCPの見積もり(実際には作らない)で取り直したクレジットを、プランの月額で割ってドルに直したものです。1クレジットの値段は、Ultraの月払いが129÷3,000で$0.043、年払いが99÷3,000で$0.033、Plusの月払いが59÷1,200で約$0.049です。換算は公式の数字ではなく私の計算で、プランのクレジットを月に使い切った場合の値です。
| Seedance 2.5(1秒) | クレジット | Ultra月払い | Ultra年払い | Plus月払い | API定価 | API 30%引き |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 480p | 3 | $0.129 | $0.099 | 約$0.148 | $0.2056 | $0.144 |
| 720p | 7 | $0.301 | $0.231 | 約$0.344 | $0.4622 | 約$0.324 |
| 1080p | 16 | $0.688 | $0.528 | 約$0.787 | $1.1372 | $0.7961 |
条件は完全にはそろっていません。クレジットは縦9:16・音声オンの見積もり、ドルは16:9のtext-to-videoの表示です。1080pの16クレジットは定価で、2026年9月末の見積もりは割引表示の12でした。プランの単価も動くので、作る前に見積もりを取り直してください。
720pの1秒は、Ultraの月払い換算で$0.301、APIは定価で$0.4622、30%引きでも約$0.324でした。Ultraを使い切るなら、3つの解像度すべてでプランが下回ります。Plusの月払いと30%引きのAPIは、480pと720pでAPIがわずかに下回り、1080pはほぼ並びます。Plusの年払いなら1クレジット約$0.039になるので、ここは払い方と割引で入れ替わります。Kling 3.0 proの5秒(16:9)は、音ありが10クレジットで、Ultraの月払い換算は$0.43です。APIは定価$0.84、50%引きで$0.42なので、割引が付けばほぼ並びます。どのプランが自分に合うかは、Higgsfieldの料金とプランの選び方で詳しく書いています。よければ先に確かめてみてください。
値段の表だけ見ると、APIに出番が無いように見えます。APIの取り柄は1秒の安さではなく、プランを持たずに5ドルから始められることと、同時に回せる本数です。APIが勝つ場面は3つあります。
1つ目は、作る量が少なくてプランを持たないとき
月129ドルで作れる長さを比べると、差が見えます。Ultraの3,000クレジットは720pで約428秒、480pで1,000秒です。同じ129ドルをAPIの定価に入れると720pで約279秒、480pで約627秒、30%引きなら約399秒と約896秒です(どれも私の計算)。月の生成が720pで279秒に届かないなら、Ultraを払うよりAPIの支払いが小さくなります。Seedance 2.5が使える最小のPlusでも同じ計算をすると、月59ドルは定価の720pで約128秒です(これも私の計算)。プランのクレジットは繰り越せず、API残高は1年持つので、作らない月がある人には失効の差も加わります。
2つ目は、プランのクレジットを使い切ったとき
10月18日の比較で私が出した結論の1つが、クレジットを使い切ったときのAPIでした。別の財布なので、月の途中でクレジットが尽きても、残高があれば作り続けられます。使い切ったときの手段にはクレジットの追加購入もありますが、現在の単価は公式で確認できなかったので比べていません。
3つ目は、同時に回す本数を増やしたいとき
プランの同時生成は、動画でStarter 2本、Plus 6本、Ultra 8本です。APIは直近28日に入れた額で段階が決まり、2026年11月1日の公開ページでは$25以上で10本、$100以上で20本、$1,000以上で40本でした。私のログで同時に走っていた本数を数えると、多いところで17本あり、Ultraの8本の2倍を超えていました。
新規の本数は、公式の中で書き方が割れています。料金ページの欄は2本、同じページのFAQとヘルプは最初のキーに20本です。20本の条件も、私が10月18日に自分の画面で見たときは$200以上でした。変わった可能性があるので、自分の画面で確かめてください。
無制限は、3つの入口のどれにも無い
プランの無制限モデルと無料生成は、higgsfield.aiの画面からだけ使えます。MCPとCLIは対象外で、APIはそもそもプランと別の製品です。料金ページのFAQは、無制限を個人による人の手での利用に限り、自動化ツールの使用、認証情報の共有、転売を禁止しています。規約(2026年10月23日更新)の§10.6にも、無制限の自動利用を制限・停止できる旨があります。「APIなら無制限を自動で回せる」という道は、公式には用意されていません。
『派遣監査人』Season 3の第1〜7話はAPIで作った。138本・916秒の内訳
AIショートドラマの『派遣監査人』Season 3(物流センター編)は、第1〜7話の動画をAPIで作りました。決め手は値段の比較ではなく、10月10日に画面に出た7日間の割引です。プランが安いと計算したのは8日後のことで、順番としては逆でした。送った内訳は次のとおりです。
| モデル | 送った本数 | 秒 | 見積もりの合計 |
|---|---|---|---|
| Seedance 2.5 reference-to-video(480p・縦) | 117 | 853 | $122.98 |
| Kling 3.0 pro image-to-video | 21 | 63 | $5.29 |
| 合計 | 138 | 916 | $128.27 |
138本は送った本数で、完成版に使った本数ではありません。128.27ドルは送信前の見積もりの合計で、請求額は見ていません。ログの時刻で見ると、138本の送信はすべて10月10日の12時台から23時台までで、全部が割引の7日間の中です。Seedanceは1秒に割ると約$0.144でした。脚本から公開までの工程の全体は、AIショートドラマの作り方にまとめています。興味があれば、ぜひご覧ください。
MCPで作っていたら、Ultraの月の約85%を使う計算だった
Seedanceの853秒を、MCPの480pの1秒3クレジットに置き直すと2,559クレジットです。Ultraの毎月3,000の約85%にあたり、残りは441クレジットになります。Ultraの月払いに換算すると約110ドルで、APIの見積もり122.98ドルが約1割高い計算です。30%引きの期間でも、月払いのプランを下回りませんでした。reference-to-videoに当たるクレジットの単価は未確認で、text-to-videoの単価で置いた目安です。
人物と場所の基準画像はAPIに回せなかった
同じ時期に、人物と場所の基準画像はAPIに回していません。2026年10月10日に確かめると、APIのモデル一覧にNano Banana ProもGPT Image 2も出なかったためです。1本の作品でも、動画はAPI、基準画像はAPIの外、と入口が分かれました。普段使っている画像モデルがあるなら、APIに切り替える前に一覧を見てください。
271件の記録で見る、1本の待ち時間
Season 3を含めて、2026年9月30日から10月18日までに私がAPIへ送った生成は271件です(『派遣監査人』以外の制作も含む)。内訳は完了264、失敗6、結果が残っていないもの1で、211件は10月10日の1日に集中しています。Season 2の第3〜5話も36件をAPIで作りました。Season 3の横長版では、顔の映らない寄りや手元をKling 3.0 proで11本作り(4.14ドル)、10本を使っています。主な4つのモデルの、受付から完了までの時間をログの時刻の差で数えました。待ちきれず別で受け取った11件は除いています。
| モデル | 中央値 | 件数 |
|---|---|---|
| Seedance 2.5 reference-to-video | 3.8分(最長19.3分) | 143 |
| Kling 3.0 pro image-to-video | 2.5分 | 81 |
| Kling 3.0 pro text-to-video | 1.9分 | 10 |
| Kling O3 image-reference | 5.3分 | 16 |
APIの使い方は、キーを作って、見積もって、送って、受け取る
APIで1本作るまでの流れは次の6つです。2026年11月1日の公式のドキュメントで確かめました。
- open.higgsfield.ai の API keys でキーを作る(console.higgsfield.ai からも同じ場所へ転送される)。キーはキーIDとシークレットの組で、全文が見えるのは作成時の1回だけ
- 残高を入れる(最低5ドル)
- 同じパラメータで見積もりを取る
- 生成を送信して
request_id・status_url・cancel_urlを受け取る - 状態を確認して、完了か失敗を待つ
- 返ってきたURLからファイルを手元に保存する
公式のドキュメントにある例を、見積もりから状態の確認まで短くすると次の形です。見積もりは料金のページ、送信と状態の確認はクイックスタートにあるSOULの画像の例で、見積もりはモデルのパスの前に /estimate を付けます。
# 1. 見積もり
curl -X POST https://api.higgsfield.ai/estimate/higgsfield-ai/soul/v2/standard \
-H "Authorization: Key ${HF_API_KEY_ID}:${HF_API_KEY_SECRET}" \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"prompt":"..."}'
# 2. 送信
curl -X POST https://api.higgsfield.ai/higgsfield-ai/soul/v2/standard \
-H "Authorization: Key ${HF_API_KEY_ID}:${HF_API_KEY_SECRET}" \
-H "Content-Type: application/json" \
-H "Idempotency-Key: ${IDEMPOTENCY_KEY}" \
-d '{"prompt":"..."}'
# 3. 状態の確認(completed / failed / nsfw / canceled まで繰り返す)
curl "https://api.higgsfield.ai/requests/${REQUEST_ID}/status" \
-H "Authorization: Key ${HF_API_KEY_ID}:${HF_API_KEY_SECRET}"
キーはコードにも会話にも書かない
公式はキーをサーバー側だけで使い、コードに書かないよう求めています。私はPythonのスクリプト1本(標準ライブラリだけ)を用意して、Claude Codeに実行させています。キーはmacOSのキーチェーンから毎回読み、ファイルには保存していません。コマンドを作るのはAIに任せても、キーの値そのものはClaude Codeとの会話に貼らないでください。
生成物は7日で消えるので、必ず受け取りまで走らせる
リクエストのファイルは完了から7日で削除され、応答の expires_at に削除の時刻が入ります。私のスクリプトの流れは「見積もり → 上限チェック → 送信 → 完了待ち → ダウンロード → ログ」で、ダウンロードまでを1本につなげています。ログには、あとで受け取り直せるように request_id と見積もり額も残します。
公式にはPythonの higgsfield-client、Node.jsの @higgsfield/client というSDKと、完了を指定のURLへ知らせるWebhook(送信時に hf_webhook で宛先を渡す)もあります。TypeScript・Python・cURLの例も揃っています。私はSDKもWebhookも使っていないので、使い勝手は書けません。
APIで詰まったのは、2種類の403と、公式の説明と違う残高不足
271件を送るあいだに実際に止まった場面を書きます。公式のエラー表にある401・404・422・423・5xxは、私のログに遭遇の記録がありません。
403は、残高不足とCloudflareの2種類がある
公式のエラー表では、403は残高不足です。ところが私が受けた403は残高と関係がなく、Pythonの標準のUser-Agent(Python-urllib)のまま送ったために、Cloudflareに弾かれていました。error 1010 が見分ける目印です。独自のUser-Agentを付けると通るようになりました。Pythonの標準ライブラリだけで書くなら、最初の1本を送る前にUser-Agentを付けておいてください。
残高不足は403で返らず、受付のあとでfailedになった
残高が尽きたときの公式の説明は2通りあります。ヘルプは資金を追加するまで待機すると書き、ドキュメントは403と書いています。2026年10月1日に私が踏んだのは、どちらでもありませんでした。受付は通り、数秒後に failed になって Your credit balance is too low… と返り、課金はされていません。ログの失敗6件のうち、残高不足が4件を占めます。現在の正しい動きは確認できなかったので、送信が通っただけで安心せず、状態が failed になったときの理由までスクリプトで読むのが確実です。
見積もりが金額で返らないモデルがある
公式の例では、見積もりは usd の欄に金額で返ります。私の記録では、Klingは金額で返った一方、Seedanceなど動画モデルの多くは単価の説明文で返りました。そのまま数値として比べる作りだと、上限のチェックが働きません。私は単価×秒数を計算して、チェックに渡しています。
開始画像に一覧用の縮小版を渡すと、冒頭の画質が甘くなるか、生成が止まる
開始画像に、一覧表示用の縮小版(幅640)を渡してしまったことがあります。640×358は通って最初の約0.7秒だけ画質の甘い動画になり、640×271は画像の大きさが不支持で失敗しました(課金なし)。いまは渡す直前に画像の大きさを確かめています。
混む時間は、スクリプトの待ち時間が先に切れた
2026年10月1日の朝は待ち行列が長く、受付から完了まで30〜60分かかって、スクリプトが1800秒で打ち切りました。受付済みなら生成は進んでいるので、あとから request_id で受け取れます。ログの受け取り直しは11件です。公式によると、同時実行の上限を超えた分は queued で順に走り、待ち行列も満杯なら429と Retry-After が返ります。
受付後のGeneration failedは、投げ直すと通った
受付のあとで Generation failed になった1件は、同じ本文のまま新しい生成として投げ直すと通りました(2026年9月30日・Seedance 2.5 reference-to-video)。公式の Idempotency-Key は通信が切れたときの重複送信を防ぐ仕組みで、同じキーのまま本文を変えると422になります。
使いすぎを止める設定は公式に見当たらない。上限はスクリプトと1行の確認で作る
2026年11月1日の料金ページのFAQに並ぶ対策は、Analyticsで日・モデル・ワークフロー別の支出を見る、CSVで書き出す、自動チャージ、cancel_url で処理前に取り消す、の4つです。上限を設定する機能の記載はありませんでした。支出を見る手段と取り消す手段はありますが、自動チャージは残高を足す機能で、止める機能ではありません。私のログに取り消しを使った記録は無く、止める役は次の2段に持たせています。
1回5ドルを超える見積もりは、送信前に止まる
私のスクリプトは、見積もりが1回5ドルを超えると送信しません。必要なときだけ --max-usd で引き上げます。見積もりが文字で返るモデルも、計算した額で同じチェックを通します。
まとめて送る前に、何本・いくら・どのグレードかを1行で出す
1回ごとの上限には穴がありました。2026年10月10日、Kling 4Kで14本(15.12ドル)を送り始めたあとに、私が「15ドルぐらいの範囲で」と上限を伝え、残りをproに替えて合計13.44ドルで収めた日があります。14本の平均は1本1.08ドルなので、1回5ドルの上限には掛かりません。1回ごとの上限では、まとめて送る本数を止められません。その日から、APIでまとめて送る前に「何本・いくら(ドル)・どのグレードか」を1行で見せる決まりにしました。MCPで一度に500クレジット以上のときに確認する決まりと、同じ形です。
キーで起きたことは、自分の責任になる
規約(2026年10月23日更新)の§11は、API・MCP・CLIなどプログラムからの利用に適用されます。AIエージェントや自動化ツールが自分の認証情報でしたことは自分の責任で、キーを共有・公開したり、クライアント側のコードに埋め込んだりしてはいけません。漏れた疑いがあれば24時間以内に連絡する決まりです。§4.4には入力と出力を学習に使える旨と、Contentやアカウントの削除で今後の利用を止められる旨があり、API経由の入力だけを学習から外す記載は読み取れませんでした。商用利用については、公式ヘルプ(2026年9月24日更新)が、APIの出力を商用プロダクト、広告、クライアントワークに使えると説明しています。規約の読み方は、Higgsfieldとは何かを規約で確かめた記事の商用利用の章に書きました。納品に使う予定があれば、開いてみてください。
CLIはAPIキーが要らない。スクリプトから呼ぶなら最初に試す入口
プランがあって、生成を自分のスクリプトやコーディング用のAIに組み込みたいだけなら、APIより先にCLIを試すのが近道です。公式ヘルプによると、APIキーは不要で、MCPと同じアカウント・同じクレジット・同じ料金です。MCPはチャット向けでツールの説明を毎回送るのに対して、CLIとスキルの組み合わせはコーディング用のAI向けで、トークンの消費が少ないと説明されています。無制限と無料生成は、CLIでも対象外です。
私がCLIを試したのは、2026年9月30日の1回だけです。CLIについて書けるのは、Nano Bananaの画像1枚を作った1回の範囲です。入れて higgsfield auth login でブラウザから承認すると、最初のコマンドが「No workspace selected」で止まったので、workspace set で選びました。generate cost で「2 credits」と見積もりが出て、generate create … --wait で44秒後に画像のURLが返り、残高は見積もりどおり2減りました。
手元のCLIは試したときの1.1.26のままで、公開中の最新は1.2.2です(2026年11月1日に確認)。スキルは入れていません。ヘルプには結果をJSONで返す --json があるので、スクリプトにつなぐ形は作れそうですが、私はそこまで試していません。入れ方の全文は、Higgsfield MCPの料金とClaude Codeへの3つのつなぎ方に載せています。CLIから始めるなら、まずそちらの手順に沿ってみてください。
よくある質問
Q. Higgsfield APIの料金はいくらですか?
A. 動画は出力1秒ごと、画像は1枚ごとに、前払いのドル残高から引かれます。Seedance 2.5のtext-to-video(16:9・動画入力なし)は定価で1秒あたり480pが$0.2056、720pが$0.4622、1080pが$1.1372です(2026年11月1日の公式の表示)。月額は無く、最低入金は5ドルです。割引がどの条件で付くかは公開ページから確認できなかったので、実際の額は自分のアカウントの見積もりで確かめてください。
Q. Higgsfield APIのキーは無料で作れますか?
A. キーの作成に料金がかかるという記載は、2026年11月1日の公式ページには見当たりませんでした。ただし生成には残高が要ります。料金ページのFAQには、業務メールの確認とカードの追加で15ドル、という特典の案内もあります。自分のアカウントに付くかどうかは画面で確かめてください。
Q. Nano BananaはAPIで使えますか?
A. 2026年11月1日の公式ドキュメントのモデル一覧に、Nano Bananaの項はありません。GPT Imageも、Ads Studioの説明の中にだけ出てきます。単体の音声モデルもありません。使うならMCPかCLIです。私がCLIで試した1枚はNano Banana Proで、2クレジットでした。
Q. Claude CodeからAPIを使うには?
A. Claude Codeから呼ぶだけなら、APIキーの要らないMCPかCLIで済むことが多いでしょう。APIを使うなら、キーをコードの外に置き、見積もりと上限のチェックを入れたスクリプトを用意して、Claude Codeにそのスクリプトを実行させる形が扱いやすいと思います。私はこの形で動かしていて、n8nやComfyUIからの呼び出しは試していません。
まとめ
Higgsfield APIは、ドルの前払い残高で動く開発者向けの製品で、MCPとCLIが使うプランのクレジットとは別の財布です。プランがあって会話で作るならMCP、プランがあってスクリプトから呼ぶならCLI、プランを持たない人・クレジットを使い切った人・同時本数を増やしたい人はAPIです。無制限は3つの入口のどれにも無く、使いすぎを止める機能も2026年11月1日の公式ページには見当たりません。値段と詰まったところは、2026年9月30日〜10月18日に私が送った271件と、11月1日の公式の表示の範囲の話です。SDK・Webhook・n8nは使っておらず、CLIは1回だけです。
Season 3の第1〜7話のSeedance 853秒は、30%引きの単価で送って、APIの見積もりの合計が122.98ドルでした。同じ秒数をUltraの月払いのクレジットに置き直すと2,559クレジット、約110ドルです(text-to-videoの単価で置いた目安)。割引の7日間に送っても、約13ドルの差でUltraの月払いのクレジットが下回る計算です。
更新履歴
2026年11月1日:初版を書きました。料金・仕様は2026年11月1日に公式のヘルプ、ドキュメント、料金ページ、規約で確かめています。クレジットの単価は同じ日のMCPの見積もりです。ドルへの換算は私の計算で、公式の数字ではありません。私の記録は、APIの見積もりと生成のログ(2026年9月30日〜10月18日の271件)の範囲で、請求額の合計は見ていません。CLIは画像1枚の1回だけで、SDK・Webhook・n8n・ComfyUIは試していません。単価と同時本数は変わりやすいので、使う前に公式の表示と自分の見積もりをご確認ください。





