Higgsfieldの料金は月19ドルから。Plusを払って分かったクレジットの減り方とプランの選び方
Higgsfieldの料金を2026年8月27日時点の公式で確認し直しました。Free・Star…

Higgsfieldの料金を日本語で調べると、記事によってプラン名が食い違います。BasicとPro、StarterとUltra、Ultimateで49ドル。2026年8月27日に公式の料金ページを開いて確かめたところ、個人向けに並んでいたのはFree・Starter・Plus・Ultraの4段でした。ヒッグスフィールドは価格の改定が早いので、少し前に書かれた記事はプラン名の時点でもう合っていません。私はPlusを払って画像と3Dを作っている側なので、価格表の書き写しではなく、クレジットが実際にどう減るのか、どこからが課金でどこまでが無料のままなのかを書きます。あわせて、プラン表に並んでいる「無制限」がどういう条件の無制限なのかも、公式の画面を撮って確かめました。金額と条件は変わりやすいため、契約の前に公式の料金ページで最新をご確認ください。
Higgsfieldの料金プラン(2026年8月27日時点)

個人で契約できるのは4段です。無料のFree、月19ドルのStarter、月59ドルのPlus、月129ドルのUltra。法人向けにBusinessという枠もありますが、料金ページでは個人向けとタブが分かれていて、私は個人向けのタブしか開いていません。金額はこの記事では扱いません。
プランの違いは、使える機能の数よりも「毎月もらえるクレジットの量」と「同時に走らせられる生成の本数」に出ます。同時実行というのは、生成ボタンを押した処理を何本まで並行で回せるかという上限のことです。1本ずつ順番待ちになるのか、8本まとめて投げて待っていられるのかで、実際の作業のテンポはかなり変わります。
| プラン | 月払い | 年払い(月あたり) | 毎月のクレジット | 同時実行(動画・画像) |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0ドル | — | 公式に数値の記載なし | 1本・1本 |
| Starter | 19ドル | 19ドル(同額) | 270 | 2本・4本 |
| Plus | 59ドル | 47ドル | 1,200 | 6本・8本 |
| Ultra | 129ドル | 99ドル | 3,000 | 8本・8本 |
| Business | 別タブ(未確認) | — | — | — |
公式の表記では、Starterが「毎月270クレジットの固定額」、Plusが「毎月1,200クレジットの固定額」となっています。Ultraには3,000クレジットのほかに6,000・9,000というクレジット数の選択肢が画面上にありましたが、対応する価格までは取得できませんでした。多く積みたい方は、契約画面でご自分の目で確かめてください。
年払いで安くなるのは、PlusとUltraだけです。Starterには公式ページに「月払いとの違いはありません」と明記されていて、1年ぶん先に払っても月19ドルのままでした。年払いの扱いは章をあらためて書きます。
契約はドル建てなので、円でいくらになるかは為替で毎月動きます。円の目安と、カードの明細が単純換算より高くなる理由は、後ろの章にまとめました。表示価格にはVAT(付加価値税)や現地の税が含まれておらず、チェックアウト時に計算されると公式に書かれている点も、先にお伝えしておきます。
日本語の記事でプラン名が割れているのは、書き手が間違えたというより、価格の改定が短い周期で起きているからだと思います。BasicやPro、Max、Ultimateといった名前は、2026年8月27日の公式ページには並んでいません。料金の記事は書かれた時点でしか正しくないので、金額を読むより先に公開日を見るほうが安全です。
料金は「月額 × クレジット」でできている
Higgsfieldの支払いは、月額を払えば作り放題になる形ではありません。月額を払って買っているのはクレジットという前払いのポイントで、生成を1回走らせるたびに減っていきます。プランの価格差は、毎月もらえるポイントの量の差だと考えてください。
減る量は、使うモデルと解像度と秒数で決まります。動画を1本作るのと画像を1枚作るのでは桁が違いますし、同じモデルでも720pと4Kでは4倍以上開きます。「月にいくらか」より「自分が毎月何を何本作るか」のほうが、支払いの実感を決めています。
クレジットには小数があります。画像モデルのHiggsfield Soul 2.0は1枚0.12クレジットなので、何枚か作ると残高が845.94のような端数になります。私の画面もその形で、整数で管理されている前払いカードのようなものを想像していると、最初は少し戸惑うかもしれません。
もうひとつ先に書いておくと、毎月のクレジットは繰り越せません。使い切れなかったぶんは期末で消えます。詳しくは繰り越しの章に書きましたが、プランを選ぶときに響く条件なので、頭の隅に置いておいてください。
無料プランでどこまで試せるのか
Higgsfieldに無料プランはあります。ただし「毎日何クレジットもらえるのか」は、はっきりしません。料金ページの「機能を比較」を開いてFreeの列まで確かめたのですが、そこに書かれているのは「無料」「制限付き利用」という言葉だけで、日次にも月次にも、もらえるクレジット数の欄そのものがありませんでした。書いていないから省いたのではなく、公式が数値を出していないことを確かめたうえで書いていません。ログインした状態でしか出ない可能性は残ります。

日本語の記事も食い違っています。毎日10クレジットと書いているページもあれば、1日5クレジットと書いているページもありました。どちらが正しいかを私は確かめられていないので、数字を断定しません。無料でどこまで動くのかを正確に知りたいなら、自分のアカウントの画面に出ている残高を見るのが確実です。
数値ではっきり出ていたのは、同時に走らせられるジョブの数のほうでした。比較表の並びはFreeが1件、Starterが2件、Plusが6件、Ultraが8件。Freeでも1件は動きます。ただし、そのジョブで動かせるものは限られていました。比較表の動画の行は、Freeの列が上から下まで「含まれない」で埋まっています。Freeで動くのは画像のほうで、動画のモデルは表のうえでは1つも開きません。無料でどこまで試せるのかという問いへの答えは、まずここです。ただ1件ずつの順番待ちが常に発生する形なので、作りたいものが決まっていない状態でいろいろ試す使い方には向きません。逆に言えば、作りたいものを1つに絞ってから触ると、無料の枠でもモデルの癖くらいはつかめます。
無料プラン固有の制限、たとえば出力にウォーターマークが入るかどうかは、公式から確認できませんでした。利用規約は出力の商用利用をプランごとに制限してはいませんが、無料の枠だけに別の条件が付いていないかは、仕事で使う前にご自身で確かめておくほうが安全でしょう。
クレジットが減る線と、減らない線
料金の記事はどれも「何をするといくら減るか」を書きますが、私が実際に触って助かったのは逆側の情報でした。作業のうちかなりの部分は、動かしてもクレジットが1つも減りません。
1つ目が、見積りです。Higgsfieldには生成を実行する前に「この条件だと何クレジットかかるか」を返してくれる問い合わせがあり、私が使った範囲では残高が動きませんでした。モデルを迷っているときは、投げる前に見積りだけ取れば、費用を比べてから決められます。
2つ目が、失敗した投入です。私はモデルの動作モードを指定する値を取り違えて、3回続けてサーバーに受け付けを拒否されました。処理が始まる前に弾かれるエラーで、3回とも残高は動いていません。設定を間違えるたびにお金が消えるのではないか、という不安は持たなくてよさそうです。
3つ目が、手元のパソコンでの作業です。私は生成した3Dモデルを、Blenderという無料のソフトの中でAIに操作させて整えているのですが、ローカルで動かしている間はクレジットが1つも減りません。減るのは、Higgsfield側のモデルに生成を投げたときだけです。3Dの制作をどう回したかはBlenderに挫折した私がHiggsfieldで3Dモデルを作った記録に書いているので、作り方のほうに興味があればのぞいてみてください。
クレジットが減るのは、外のモデルに生成を投げて成功したときだけでした。迷っている時間も、設定を直している時間も、手元で形を整えている時間も課金されません。月額の重さを判断するときは、作業時間ではなく「外に投げる回数」で数えるほうが実態に近いです。
1体作って、クレジットが32減った
単価表を眺めても、自分の作りたいものが1回いくらなのかは分かりません。私の実測を1件そのまま置いておきます。2026年8月27日、SFのアバターを1体作ろうとして、残高は845.94から813.94になりました。減ったのは32クレジットです。
内訳は、Meshy 6のテキストから3Dを起こすモデルが25クレジット、Hunyuan3D v3.1の標準が7クレジットでした。同じプロンプトを2つのモデルに投げて、出てきたものを見比べています。
安いほうが粗い、という単純な話ではありませんでした。7クレジットで返ってきたHunyuan3Dのほうが面の数は多く、形の情報量では上回っていたのに、テクスチャの無い素体で出てきました。25クレジットのMeshyは面こそ少ないものの、こちらの言葉を汲んだ見た目で返ってきています。差が出たのは解像度ではなく、プロンプトの通り方でした。
単価表から読み取れるのは「1回いくらか」だけで、「何回投げ直すことになるか」は読み取れません。当たりを引くまでに何度か作り直すことを考えると、月のクレジットは自分が想定した本数の2倍から3倍を見ておくくらいでちょうどよさそうです。私も1体分の予算のつもりで始めて、比較のためにもう1本投げた結果が32クレジットでした。
ちなみにPlusの1,200クレジットに対して32というのは、月に37体ぶんという計算になります。3Dを毎日1体作るのでなければ、Plusの枠は画像や動画のほうに残ります。
モデル別のクレジット消費と、プランごとに作れる本数
公式の比較表から、使う頻度が高そうなモデルを抜いて並べます(2026年8月27日時点)。動画は秒数あたり、画像は1枚あたりの消費です。
| 動画モデル | クレジット消費 |
|---|---|
| Seedance 1.5 480p | 1/5秒 |
| Kling Omni 3 Image Reference 720p | 5/5秒 |
| Kling Omni 3 FLF 720p | 5/5秒 |
| Kling Omni 3 FLF 1080p | 6/5秒 |
| Kling 3.0 720p | 7/5秒 |
| Kling Omni 3 Image Reference 1080p | 7/5秒 |
| Higgsfield DoP Standard 720p | 7/3秒 |
| Kling 3.0 1080p | 8/5秒 |
| Sora 2 720p | 10/4秒 |
| Seedance 2.0 Fast 720p | 17/5秒 |
| Seedance 2.0 720p | 22/5秒 |
| Wan 3.0 1080p | 27.5/5秒 |
| Google Veo 3.1 1080p | 29/4秒 |
| Kling 3.0 4K | 30/5秒 |
| Seedance 2.0 1080p | 45/5秒 |
| Sora 2 Pro 1080p | 50/4秒 |
| Sora 2 Pro Max 1080p | 54/4秒 |
| Google Veo 3 720p | 58/8秒 |
| Seedance 2.0 4K | 110/5秒 |
| 画像・音声モデル | クレジット消費 |
|---|---|
| Higgsfield Soul 2.0 | 0.12/枚 |
| Higgsfield Soul | 0.25/枚 |
| GPT Image | 1/枚 |
| Nano Banana 2 | 2/枚 |
| Nano Banana Pro | 2/枚 |
| Higgsfield Face Swap | 2/枚 |
| Nano Banana Pro 4K | 4/枚 |
| FLUX.2 Max | 4/枚 |
| Higgsfield Speak 2.0 720p(口の動きを音声に合わせる) | 14/5秒 |
表で目を引くのは、いちばん軽いモデルといちばん重いモデルで100倍以上開いている点です。Seedance 1.5の480pが5秒1クレジットなのに対して、Seedance 2.0の4Kは5秒110クレジット。同じ系統のモデルでも、解像度と世代を上げるだけでこれだけ動きます。構図やカメラの動きを試す段階は軽いモデルで回して、決まってから重いモデルで1本だけ出す。単価表を見て私が最初に決めたのが、この順番でした。
プランごとの本数も計算しておきます。Plusの1,200クレジットなら、Kling 3.0の720p(5秒7クレジット)で約171本。公式が載せている換算例だと、Seedance 2.0が約53本、Nano Banana Proが600回です。Starterの270クレジットは、公式の例でNano Banana Proが135回、Seedance 2.0 Fastが約15本。Ultraの3,000クレジットはNano Banana Proが1,500回、Seedance 2.0が約133本となっています。
公式の比較表には、1つ読み違えやすい仕掛けがあります。「年払い」の表示になっていると、本数が1年ぶんの合計で出ます。私がトグルを切り替えて両方を見たところ、Seedance 2.0の720pは年払い表示でPlusが640本、Ultraが1600本。同じ行を「毎月」に切り替えると、53本と133本に変わりました。上の段落に並べたのは、すべて毎月のほうの数字です。
月に何本作れるのかを知りたいときは、数字を読む前にトグルが「毎月」になっているかを確かめてください。年払い表示のまま数字を持ち帰ると、10倍以上ずれた前提でプランを選ぶことになります。
画像だけを作る方にとっては、正直なところ枠はかなり余ります。Soul 2.0の1枚0.12クレジットで計算すると、Plusの1,200クレジットは1万枚ぶんです。画像中心の使い方でPlus以上を選ぶ理由があるとすれば、枚数ではなく同時実行の本数のほうでしょう。
使いたいモデルが自分のプランで開くかどうかも、契約の前に見ておくほうが確実です。単価表に載っているモデルが、全部のプランに開いているわけではありません。2026年8月27日の「機能を比較」では、Starterは Seedance 2.0 が720p・1080p・4Kのどれも「×」でした。Seedance 2.5も同じくStarterでは使えず、Plus以上でのみ表示されています。Starterから使えるのは Seedance 2.0 Fast のほうで、公式がStarterの換算例に載せているのもFastの本数です。
「無制限」はどこまで無制限なのか
Higgsfieldの料金ページには「無制限」と書かれたモデルの枠があります。クレジットを消費せずに使えるモデルがある、という案内です。ただしプランのカードを開いて読むと、付いていたのは「7日間無制限」という但し書きでした。記事の冒頭に載せたプランカードの写真にも、その但し書きが写っています。契約している間ずっと使い放題という意味ではありません。
無制限の対象になるモデルも、プランごとに違います。2026年8月27日時点で、カードに並んでいたのは次の形でした。
| モデル | Starter | Plus | Ultra |
|---|---|---|---|
| Nano Banana Pro | 無制限なし | 無制限なし | 2K・7日間無制限 |
| Nano Banana 2 | 無制限なし | 2K・7日間無制限 | 2K・7日間無制限 |
| Kling 3.0 | 無制限なし | 7日間無制限 | 7日間無制限 |
Plusでは、Nano Banana Proが無制限の対象から外れています。Nano Banana Proを無制限で回したくて上のプランを検討しているなら、行き先はPlusではなくUltraになります。Starterには3つとも無制限が付きません。ほかのモデルについては「無制限アクセスの日数が料金ページの各モデルのアイコンに表示されています」と公式が書いていて、日数はモデルごとに違う作りでした。プラン名だけで判断せず、使いたいモデルのアイコンを見てください。
もうひとつ、公式は同じページの注記でこう断っています。
「プランの無制限モデルと無料生成は higgsfield.ai 経由でのみアクセスでき、MCP/CLI、Canvas、Supercomputer ではアクセスできません」/「無制限利用はアクセス集中時には動的な速度調整の対象となる場合があります」
英語版だけの但し書きではありません。日本語の料金ページにも、同じ文がそのまま載っていました。MCPは、AIに外部の道具をつなぐための共通の決まりごとです。私はMCPを1つ自作して、AIに指示を出すとHiggsfieldの生成が走る形にしています。CLIは、ブラウザではなくコマンドを打って動かす入口を指します。注記に並んでいるCanvasとSupercomputerは、Higgsfield側にある別の作業画面の名前です。つまり「無制限」は higgsfield.ai の画面の中でだけ成り立つ話で、外から動かす経路には届きません。私はまさに画面の外から動かしている側なので、無制限の枠は最初から当てにせず、毎月のクレジット数だけを見てプランを決めました。
日本語の記事でこの注記に触れているものを、私は上位のページの中に見つけられませんでした。プラン表を見て「Plusなら無制限モデルが使い放題」と読んだ方が、自動化のために外から呼ぶ形に切り替えた途端に枠が消える、という順番になりかねません。MCPそのものが何なのかはコードを書けない私がMCPサーバーを自作した記事のほうで詳しく書いています。仕組みから知りたい方は、あわせて読んでみてください。
速度の扱いも、料金ページのよくある質問に書かれていました。無制限で作るか、クレジットを使って作るかで、並ぶ列が変わるという話です。

公式の原文では「無制限の生成は標準キューで実行され、クレジットを使用する生成は常に優先キューで実行されます」。さらに「無制限はいつでもオフにでき、クレジットを使ってより速く生成できます。クレジットモードに切り替えるだけで、標準キューを回避してすぐにフルスピードに戻れます」と並んでいました。つまり無制限は、払わなくていい代わりに後ろの列に並ぶ枠です。急ぐならクレジットを払って前に出る、という二択になっています。混雑する時間帯は生成の速度と同時実行の本数が一時的に変わる、とも書かれていました。
生成にどれくらい時間がかかるのかを気にしている方は、モデルの重さだけでなく、いま自分が無制限で回しているのかクレジットで回しているのかを見てください。同じモデル・同じ条件でも、並ぶ列が違えば待ち時間は変わります。
フェアユースの条件も同じ質問の中にありました。無制限は「個人による人の手での利用のみを想定」していて、自動化ツールの使用、認証情報の共有、アクセスの転売は禁止だと書かれています。自動化やスクリプトの兆候が確認された場合、手動のレビューのために無制限アクセスが一時停止されることがある、とも書かれていました。自動で回し続ける前提で無制限を当てにするのは、少し危ういと思っておくほうがよさそうです。
加えて、利用規約の10.6にも「Unlimited」の扱いが書かれています。無制限と銘打った利用はフェアユース(常識的な範囲での利用)の制限を受け、動的な速度と同時実行の制限の対象になること。自動化された利用や、個人の通常の利用を大きく超える利用は、制限・停止・低速のキューへの移動があり得ること。無制限のモデルはクレジット生成用の優先キューとは別の専用キューで動き、混雑時の速度と同時実行数は保証されないこと。読むかぎり、無制限という言葉は、使える日数も速さも保証していないと受け取るほうが安全そうです。
公式にはもうひとつ、新しいモデルや高度な機能へのアクセスは段階的に提供される場合があり、リリース時点で全員が使えるとは限らない、という断りもありました。特定のモデルを使いたくて契約するなら、自分のアカウントで表示されるかを先に確かめるほうが確実です。
365 Unlimitedは、1年ぶんの無制限がまとめて付く仕組み
よくある質問には、365 Unlimitedというプロモーションの説明もありました。プランのカードに書かれている特定のモデルの無制限生成を、購入した時点から1年間、毎日使えるようになる仕組みです。サブスクリプションが有効な間はずっと続きます。

気をつけたいのは止まり方のほうです。解約した場合、または365 Unlimitedが含まれない下位のプランへ変更した場合、いまのプランが終わる時点で直ちに停止すると書かれています。上位のプランへアップグレードした場合は、12か月がまるごと継続します。プロモーションが有効になるたびに、対象プランの有効な契約者へ1年の延長が自動で付与される、という案内もありました。
カードのバッジは7日間、このプロモーションは1年。どちらの日数が自分に当たるのかまでは公式の記載から読み取れなかったので、契約画面に出ている表示で確かめてください。なお1年ぶんという言葉から年払いを連想しますが、年払いの契約とは別の話です。無制限を当てにして上のプランへ移るなら、途中で下げた月にその枠ごと消える、と知ったうえで移ることになります。
クレジット単価で見た、Higgsfieldのプランの割安さ
プランを金額の並びで見ると、19ドル・59ドル・129ドルという段になっていて、上に行くほど高く感じます。ところが1クレジットあたりの単価で割り直すと、順番が逆になります。公式の価格とクレジット数から計算した数字が次の表です。
| プラン | 月払いの単価 | 年払いの単価 |
|---|---|---|
| Starter(270) | 約0.070ドル | 約0.070ドル(同額) |
| Plus(1,200) | 約0.049ドル | 約0.039ドル |
| Ultra(3,000) | 約0.043ドル | 約0.033ドル |
いちばん安いStarterが、1クレジットあたりではいちばん高くなります。Plusに上げると単価はおよそ3割下がり、Ultraならおよそ4割下がります。年払いのUltraとStarterを比べると、単価は半分以下です。まとめ買いの割引と同じ構造だと考えてください。
ただし単価が安いプランが得だとは限りません。繰り越せない以上、使い切れなかったクレジットは月末に消えるので、単価の安さは「毎月ちゃんと使い切る人」にしか届かないからです。月に270クレジットも使わない方がUltraに上げると、単価は下がって支払いは増えます。単価表は、プランを上げる理由ではなく、上げてよいかどうかを検算する道具として使うのがよさそうです。
年払いにするかどうかと、クーポンの探し方
年払いにすると、Plusは月59ドルが月あたり47ドル、Ultraは月129ドルが月あたり99ドルになります。公式の表示では、月払いと比べてPlusが年144ドル、Ultraが年360ドル安くなる形でした。1年ぶんを先に払うので、実際に出ていくお金はそのぶん大きくなります。
気をつけたいのは、私が料金ページを取得した時点で、サイトの上部に30% OFFと年払いマイナス30%というプロモーションの表示が出ていたことです。上の47ドル・99ドルが平常時の年払い価格なのか、その時期だけの割引が乗った価格なのかは、公式の記載からは判断できませんでした。表示価格をそのまま将来の前提にしないほうがよいと思います。
クーポンを探している方への答えも、ここに書いておきます。私が確認した範囲では、公式に恒常的なクーポンや招待コードの仕組みは見つかりませんでした。割引として実在が確認できたのは、料金ページに出ている年払いの割引と、その時期のプロモーション表示です。クーポンコードを探して時間を使うより、料金ページを開いてバナーが出ているかを見るほうが早いでしょう。
年払いを選ぶかどうかの判断は、単価ではなく「1年使うと決めているか」で分かれます。AIまわりのサービスは入れ替わりが早く、半年後には別の道具に移っているかもしれません。私は動画と画像の生成まわりについては、しばらく月払いで様子を見るくらいがちょうどよいと思っています。毎月の作業量が読めていて、来年も同じ作り方をしているとご自分で言えるなら、年払いで単価を下げる判断は理にかなっています。
クレジットは繰り越せない
利用規約の9.4に、はっきり書かれています。サブスクリプションのクレジットは請求期間ごとに割り当てられ、繰り越されません。期間の終わりに使われなかったクレジットは失効します。クレジットには換金の価値がなく、他人に譲ることもできません。
買い足したクレジット、いわゆるアドオンは扱いが違って、購入から90日で失効します。毎月のぶんは月末で消え、買い足したぶんは3か月持つ、という二段の作りです。今月だけ大きな制作が入る、という月には、プランを上げるよりアドオンを足すほうが無駄が出にくいかもしれません。
いつ切り替わるのかも、プランによって違いました。月額のプランは最初に購入した日を基準に毎月同じ日で更新されますが、年額のプランはサブスクリプションの開始日から30日ごとに更新される、と公式に書かれています。月初や月末でそろうわけではないので、年払いにした方は自分の更新日を控えておくほうが数えやすいです。未使用のぶんが繰り越されず、各サイクルの終わりで失効する点は、どちらのプランでも同じです。
使い切れなかったクレジットは、翌月に持ち越されずに消えます。プランを選ぶときに私が気にしたのも金額より繰り越しのほうで、Ultraを選ばなかった理由の半分はここにあります。3,000クレジットは、私の作る量では毎月かなり余ります。余らせて消すくらいなら、必要になった月にアドオンを足すほうが納得できました。
逆に、毎月確実に使い切る量が読めているなら、上のプランの単価の安さが、そのまま支払いの軽さになって返ってきます。判断の順番としては、金額を比べる前に「先月の自分は何クレジット使ったか」を見ます。契約して1か月経ったら、一度その数字を確かめてみてください。
解約の手順と、返金が通る条件
解約は、アカウントのPayment Settingのページから行う形です。規約には、support@higgsfield.ai に連絡する方法も併記されています(10.3から10.4)。手続きをしても、現在の請求期間の終わりまでは契約したまま使えて、その後に更新されなくなる、と書かれています。月の途中で解約しても、その月の残りは使い切れる形です。
残ったクレジットについては、繰り越しの章と同じ扱いになります。期間の終わりで失効するので、解約を決めたら期限までに使い切るほうが無駄がありません。
返金の条件は厳しめです。規約9.3では、初回購入から7日以内であること、かつクレジットを1つも使っていないことが条件になっています。アドオンのクレジットも同じ条件です。つまり、少し試してから合わないと分かった場合、返金はほぼ通りません。合うかどうかを見極める工程は、無料の枠かStarterで済ませておくのが現実的でしょう。ただしStarterには開かないモデルがあるので、特定のモデルを試したくて契約するなら、そのモデルが使えるプランを選ぶ必要があります。
解約したあとに作ったものが使えなくなるのか、という不安については、規約が明確です。出力の権利は解約やアカウント削除のあとも存続し、商用利用にもプラン別の制限は設けられていません。権利と学習の扱いは料金とは別の論点なので、ここでは深追いしません。
領収書のメールが届かない
個人事業で経費にしている方に向けて、実務の話をひとつ。私の受信箱には、Higgsfieldからの領収書メールが1通も届いていません。2026年8月27日に受信箱を検索した範囲では、届いているのはお知らせと、生成物へのレビュー依頼だけでした。
同じ受信箱に、ほかのAIサービス(MidjourneyやSuno、ElevenLabsなど)からは決済ごとにStripeの領収書が届いています。だからこそ、Higgsfieldだけ何も来ていないことに気づきました。私の設定の問題である可能性は残りますが、少なくとも黙っていれば領収書がメールで届く前提には立てません。
経費として処理するつもりなら、メールを待つのではなく、クレジットカードの明細を控えておくほうが確実です。あわせて、公式が「料金にはVATと現地税が含まれておらず、チェックアウト時に計算される」と書いている点も、金額を記録するときに関わってきます。表示価格と決済額がずれる場合があるので、記録する数字は明細側に合わせてください。
表示価格と、カードに載る額の差
日本円でいくらになるのかを知りたい方は多いと思うので、目安を出します。ただし先にお断りしておくと、次の円の数字は私のカード明細の実額ではなく、その日の為替で計算した目安です。私はHiggsfieldの円建ての請求額を確認していません。
Starter=月19ドルで約3,020円。Plus=月59ドルで約9,380円、年払いなら月あたり47ドルで約7,470円。Ultra=月129ドルで約20,510円、年払いなら月あたり99ドルで約15,740円。レートは2つの為替APIで確認した当日の値(159.23と159.07)から159円としています。契約はドル建てなので、円の金額は毎月動きます。
実際のカード請求は、単純換算より数パーセント高くなります。理由は2つあって、1つ目がクレジットカード会社の海外事務手数料です。カード会社によっておおむね1.6%から2.2%ほど乗ります。2つ目が、換算に使われるレートがカード会社独自のもので、為替情報サイトに出ている数字とは一致しない点です。
どのくらい差が出るのかは、別のサービスで実額を確かめています。私が契約しているClaude CodeのMax 5xは表示が月100ドルで、単純換算なら約15,900円のはずですが、カード明細に載っているのは約1万8千円でした。海外のデジタルサービスにかかる消費税も乗った結果です。金額の内訳はClaude Codeの料金と実際のカード請求額を書いた記事のほうに詳しく書きました。ドル建てのサブスクを日本のカードで払うとどうなるか、数字で見たい方はご覧ください。
概算したいときは、ドルの金額にその日のレートを掛けたあと、数パーセント上乗せして見ておくと明細に近づきます。円の数字だけを覚えると為替が動いた瞬間にずれるので、ドル建ての金額のほうを基準に持っておくほうが長持ちします。
用途別に、どのプランを選ぶか
並べてきた数字を、選び方の形に整理します。判断のもとになるのは「月に何を何本作るか」と「使いたいモデルが自分のプランで開くか」の2点です。機能の一覧を端から読む必要はありません。
画像しか作らない場合は、Starterで十分です。270クレジットあればNano Banana Proが135枚、Soul 2.0なら2,000枚を超えます。月19ドルで済むところに59ドルを払う理由は、枚数の面ではありません。移る理由があるとすれば、順番待ちが煩わしくなったとき、つまり同時実行の本数のほうです。
SNSの動画を作るなら、Starterは「安いから」では選べません。枠の大きさより先に、使えるモデルが違うからです。Starterでは Seedance 2.0 が720pから4Kまで全部使えず、Seedance 2.5も開きません。動かせるのは Seedance 2.0 Fast の720pと、Kling 3.0 の720pです。Kling 3.0 も、1080pと4Kは開きませんでした。Starterで作れる動画は720pまで、と考えておくほうが実態に近いです。720pの範囲なら枠のほうも回りますが、重いモデルに手を伸ばすと枠が保ちません。Sora 2 Proの1080pは4秒で50クレジットなので、5本作れば270クレジットが尽きます。動画を主に作るなら、月19ドルの安さより「そのモデルが開くかどうか」で決めるほうが後悔が少ないです。
毎週まとまった本数の動画を作るなら、Plusです。1,200クレジットでKling 3.0の720pが約171本、Seedance 2.0が公式の換算で約53本。同時実行も動画6本・画像8本まで増えるので、案を並べて一気に投げて見比べる作り方ができます。私が払っているのもここです。
MCPやCLIから自動で動かす前提なら、無制限モデルを選ぶ理由にしないでください。外から動かす経路では無制限の枠に届かないので、見るべきなのは毎月のクレジット数だけになります。自動化すると人が手で押すより投げる回数が増えやすいので、想定の2倍で見積もっておくほうが安全でしょう。
プランを移るときは、上げるのと下げるので反映のタイミングが違います。アップグレードは即時に反映され、クレジットの差額がアカウントに適用されます。ダウングレードはいまのプラン期間が終わる時点から適用されるので、下げると決めても、その期間はいまのプランのまま払い続けることになります。1か月だけ枠を増やしたくてプランを上げると、下げ切るまでに1周期ぶん余計にかかります。短期の増量なら、繰り越しの章に書いたアドオンのほうが無駄が出にくいでしょう。
Ultraが向くのは、毎月3,000クレジットを使い切ると言い切れる方です。単価は月払いで約0.043ドルと確かに安いのですが、繰り越せない以上、余った月は単純に払いすぎになります。迷っているなら、まずPlusで1か月動かして、月末に残高を見てから決めるほうが判断を間違えません。
私がPlusを払っている理由と、向いていない人
Higgsfieldの料金で1位に出てくるのは、企業のまとめ記事ではなく、個人の方が書いた「サブスクの契約は今は止めたほうがいいかもしれない」という記事です。読んで、まっとうな感覚だと思いました。価格の改定が短い周期で起きていて、プラン名すら1年持たないサービスに、年ぶんを先に払うのは確かに怖いです。
私がそれでもPlusを払っているのは、作りたいものが先に決まっていたからでした。3Dのモデルを作って、暮らしの中で使う小さなものを自分で形にしてみたい。作りたい対象があると、月にどれくらい投げるかの見当がついて、Starterの270クレジットでは試行の回数が足りないと判断できました。1体作るのに32クレジット、当たりを引くまで何度か投げ直すことを考えると、270は数体で消えます。
逆に、向いていない方もはっきりしています。何を作るかがまだ決まっていない状態で契約すると、月末にクレジットが丸ごと残って、そのまま消えます。繰り越せないので、使わなかった月は何も残りません。作りたいものが決まる前なら、無料の枠で1つだけ作ってみて、続けたくなってから払うほうが順番として自然だと思います。
無制限という言葉に引かれて上のプランを検討している方も、いったん止まったほうがよいかもしれません。外から動かす経路では届かないうえに、規約上はフェアユースと速度の制限がかかります。無制限を理由に月額を上げると、期待していたものが手に入らない可能性があります。
最後に、料金の話から少しはみ出します。私はBlenderを一度インストールして、画面のボタンの多さに閉口してそのまま閉じた側の人間です。手でモデリングができる方の技術は別物として在ると思っていますし、AIがあれば学ばなくていい、と言うつもりもありません。ただ、月59ドルを払うようになってから、閉じたまま終わっていたはずのものが手元に出てくるようになりました。上手くなったわけではありません。作れないままあきらめていたものが、月に何個か手元に出てくるようになった、というだけの変化です。料金を判断する材料としては情緒的すぎますが、私が払い続けている理由の本体はそこにあります。
よくある質問
Q. Higgsfieldのnano banana proの料金はいくらですか?
A. Nano Banana Proは1枚2クレジット、4Kで出力すると1枚4クレジットです(2026年8月27日時点の公式の比較表)。月1,200クレジットのPlusなら600枚、270クレジットのStarterなら135枚という計算になります。画像だけを作るなら、Starterでもかなりの枚数が回ります。
Q. Higgsfieldのsora2の料金はいくらですか?
A. Sora 2は720pで4秒あたり10クレジットです。上位のSora 2 Proは1080pで4秒50クレジット、Sora 2 Pro Maxは1080pで4秒54クレジット。Plusの1,200クレジットで換算すると、720pなら120本、Proの1080pなら24本です。同じ系統でも5倍違うので、構図を試す段階は720pで回すと支払いがかなり変わります。
Q. Higgsfield Soulの料金はいくらですか?
A. Higgsfield Soul 2.0が1枚0.12クレジット、旧世代のHiggsfield Soulが1枚0.25クレジットです。Plusの1,200クレジットなら、Soul 2.0だけで1万枚という計算になります。残高が小数点まで表示されるのは、こうした単価のモデルがあるからです。
Q. Higgsfieldの支払い方法は?
A. 利用規約には決済を外部の事業者に委託している旨の記載がありますが、対応するカードブランドや決済手段の一覧は、2026年8月27日に確認した範囲では公式に見つけられませんでした。私はクレジットカードで払っています。確実なところを知りたい方は、チェックアウトの画面まで進んで、自分の手段が並ぶかを見るのが早いです。
Q. Higgsfieldのクレジットは買い足せますか?
A. プランのクレジットとは別に、アドオンとして買い足す仕組みがあります。規約では、アドオンのクレジットは購入から90日で失効すると書かれています。毎月のぶんが月末で消えるのに対して、買い足したぶんは3か月持つ形です。なお返金の条件は、初回購入から7日以内かつクレジットが未使用であることで、アドオンも同じ扱いになります。
Q. MCP経由で使うと料金は変わりますか?
A. クレジットの消費そのものは、使うモデルと解像度と秒数で決まるので変わりません。変わるのは無制限モデルと無料生成の扱いで、公式の注記では higgsfield.ai 経由でのみ利用でき、MCPやCLIからは使えないと書かれています(2026年8月27日時点)。外から動かす前提なら、無制限の枠を当てにせず、毎月のクレジット数でプランを選ぶほうが読み違いがありません。
まとめ
Higgsfieldの料金は、2026年8月27日時点でFree・Starter(月19ドル・270クレジット)・Plus(月59ドル・1,200クレジット)・Ultra(月129ドル・3,000クレジット)の4段です。年払いで安くなるのはPlusとUltraだけで、Starterは月払いと同額でした。プラン名が記事によって食い違うのは改定が早いからなので、金額より先に公開日を見てください。プラン表の「無制限」は、公式のカードを開くと「7日間無制限」で、Plusでは Nano Banana Pro が対象から外れていました。無制限を理由にプランを上げるなら、そこまで見てから決めてください。
払う額を決めているのはプランの名前ではなく、月に何を何本作るかです。見積りも、失敗した投入も、手元のパソコンでの作業もクレジットは減りません。減るのは外のモデルに投げて成功したときだけで、私の場合は3Dのアバターを1体作って32クレジットでした。クレジットは繰り越せないので、単価の安さは使い切る人にしか届きません。
迷っているなら、まずFreeかStarterで1か月動かして、月末に残高がどれだけ減ったかを見てみてください。動画を作るのが目的で Seedance 2.0 を使いたいなら、Starterでは開かないのでPlusからになります。数字が出てから上げるほうが、比較表を眺めているより早く決まります。金額と条件は変わりやすいので、契約の前に公式の料金ページで最新をご確認ください。
更新履歴
2026年8月:初版を公開しました。プラン構成・クレジット消費・利用規約は2026年8月27日に公式ページで確認した内容です。記事内のスクリーンショットは同じ日に公式の料金ページを開いて撮ったものです。


