LINEの通知オフだけでは足りなかった。公式アカウントを消してトークリストを10個に絞る整理術
LINEの通知オフのやり方を、個別ミュート・アプリ全体・スマホ本体の3層で整理しました。通知オフ…

LINEの通知オフを試したあと、僕はもう一歩だけ踏み込みました。企業の公式アカウントを片っ端からブロックして削除し、トークリストを10個くらいまで絞ったのです。LINEの通知をオフにしたくなるのは、一日に何度も鳴る音に少し疲れたときだと思います。僕もそうでした。通知を止めるところから始めて、最後はトークリストそのものを短くしたら、スマホを開くたびの小さな疲れが消えました。やり方と、やってみて分かったことを順番に書きます。
LINEの通知オフは、3つの層に分けて考える
手順を細かく書いても、アプリやOSが更新されるとすぐ画面が変わってしまうので、考え方だけ整理します。LINEの通知は大きく3つの層でできています。1つ目が、個別のトークごとのミュート。トークルームを長押しするか、トーク画面のメニューを開くと、その相手からの通知だけを止められます。休日も動き続ける趣味のグループがうるさいだけなら、個別のミュートで止まります。
2つ目が、LINEアプリ全体の通知。LINEの設定にある「通知」から、まとめてオフにできます。メッセージも、グループへの招待も、いっさい鳴らなくなる状態です。3つ目が、スマホ本体(OS)側の通知設定。iPhoneでもAndroidでも、設定アプリの「通知」からアプリ単位で許可・不許可を切り替えられます。アプリ側で切り忘れがあっても、本体側で止めればLINEは黙ります。うまくいかないときは、どの層で鳴っているのかを疑うと早いでしょう。
① まず本体(OS)の設定でLINEの通知をオフにして、丸一日過ごしてみる / ② 不便がなければそのまま、困ったら「電話だけ許可」に戻す / ③ 全部オフが怖い人は、うるさいグループトークのミュートから始める。どれも数タップで元に戻せるので、気楽に試して大丈夫です。
LINEの通知オフは相手に分かる? 電話だけ残すという手
いちばん多い不安が、通知をオフにしたことが相手に知られるのではないか、という点でしょう。答えを先に書くと、相手には分かりません。通知の設定は自分のスマホの中だけの話で、送った側の画面には何の変化も出ません。既読がつかなくなるわけでもなく、メッセージはいつも通り届いています。ブロックとはまったく別物なので、そこは安心してよいと思います。
もうひとつよく聞かれるのが、LINE通話(電話)の扱いです。仕事や家族の急ぎの連絡が電話で来る人は、メッセージの通知だけ止めて、通話の着信は残しておく形が現実的でしょう。LINEの通知設定を開くと、メッセージの通知と通話の呼び出しは別々の項目として並んでいるので、片方だけ残す形にできます。僕も、鳴っていいのは電話だけ、と決めています。全部オフにするのが目的ではなく、鳴る回数を自分で決めるのが目的です。
スマホ全体の通知をどう扱うかについては、スマホの通知を全部オフにしてみた話にまとめました。LINE以外のアプリも含めて静かにしたい方は、あわせてご覧ください。
通知を止めても、情報は逃げていかなかった
通知をオフにする前、僕がいちばん心配していたのは「大事な連絡を見落とすのでは」ということでした。やってみると、取り越し苦労でした。急ぎの用件はだいたい電話が鳴りますし、それ以外は自分が開いたときにまとめて読めば間に合います。返事が半日遅れて怒られた、という場面も今のところありません。
むしろ良かったのは、返信の中身が少し丁寧になったことです。鳴った瞬間に反射で返すと、どうしても雑になります。まとめて読むと、相手が本当に聞きたいことが見えるので、一往復で済む返事が書けるようになりました。通知を止めるのは連絡を断つことではなく、読むタイミングを自分の手に戻すことでした。返事が遅い人だと思われるかもしれませんが、少なくとも僕の周りでは、それで関係が悪くなった相手はいません。
もう一歩——企業の公式アカウントを、まとめて消す
通知をオフにしてしばらく経つと、別の引っかかりに気づきました。鳴らないのに、LINEを開くと未読の吹き出しがずらりと並んでいるのです。中身を見ると、ほとんどが店やサービスの公式アカウントからのお知らせでした。クーポン、セール、新商品、キャンペーンの締切。一度買い物をしたときに友だち追加した記憶すら残っていないものも、いくつもありました。
思い切って、全部ブロックして削除しました。友だち一覧を上から順に見て、企業の公式アカウントは残らず処理していく。10分ほどの作業です。消してから今日まで、困ったことは一度もありません。クーポンが使えなくて損をしたと感じた瞬間もなく、必要なときはアプリや検索でその場で調べれば済みました。よく使う店だけは残す、という妥協案もありますが、僕は一度ゼロにしてから、本当に要るものだけ戻すやり方のほうが楽でした。
トークリストが長いだけで、開くたびに小さく疲れる
公式アカウントを消した結果、僕のトークリストは10個ほどになりました。家族、仕事で毎日やり取りする相手、いくつかのグループ。指を1回も動かさずに全部が見える長さです。画面を開いた瞬間に、用があるトークだけが目に入る状態になりました。
リストが短いだけで、こんなに違うのかと驚きました。長いトークリストは、開くたびに小さな判断を何十回もさせてきます。読むのか、読まないのか、あとで返すのか。一つひとつは1秒にも満たない判断ですが、束になれば頭は確実に消耗します。疲れの正体は通知の音ではなく、画面を開くたびに繰り返していた「見送る判断」の回数でした。
持ち物を減らすと部屋が静かになるのと、たぶん同じことが起きています。減らす考え方そのものに興味がある方は、ミニマリストの始め方ものぞいてみてください。スマホの使用時間そのものを減らしたときに何が返ってきたかは、デジタルデトックスをやってみた記録にまとめました。減らしたあとの手触りが気になる方は、読んでみてください。
公式アカウントを消す側の人間として、正直に思うこと
ひとつ白状しておくと、僕は仕事でウェブのマーケティングをやっています。企業がLINEの公式アカウントを持つ理由も、そこから届くメッセージがどれだけ売上につながるかも、数字として知っている側の人間です。友だち追加を増やすキャンペーンを考える立場でもあります。だから「公式アカウントなんて全部いらない」と切り捨てるつもりはまったくありません。まっとうな仕事ですし、便利に使っている人もたくさんいます。
分かったうえで、それでも自分のスマホからは消しました。企業にとって必要であることと、僕の頭が静かであることは、別の話です。届けたい側の事情を知ったうえで、受け取る側として自分の分だけ引き算する。矛盾しているように見えて、たぶん両方あってよいのだと思います。全部消すのが正しいわけでもないので、まずは今日届いた通知を眺めて、要らないと感じたものだけ切ってみるくらいから始めてみてください。
よくある質問
Q. LINEの通知オフとは、具体的にどういう状態ですか?
A. メッセージは今まで通り届くけれど、音もバナーも出なくなる状態です。自分でLINEを開けば、未読のメッセージはすべてそこにあります。ブロックのように相手をさえぎるものではなく、あくまで自分に知らせるかどうかの設定だと考えてください。
Q. 通知をオフにしたことは、相手に分かりますか?
A. 分かりません。通知の設定は自分の端末の中だけの話なので、送った相手の画面には何の表示も出ません。既読のつき方も変わりません。「無視していると思われないか」という心配は、しなくて大丈夫です。
Q. LINEの電話(通話)の通知だけ残すことはできますか?
A. できます。メッセージの通知と通話の呼び出しは別々に扱えるようになっているので、急ぎの連絡だけ受け取りたい人にはちょうどよい形でしょう。項目の名前や場所はアップデートで変わることがあるので、LINEの設定内の「通知」を上から順に見て探すのが確実です。
Q. 公式アカウントをブロックすると、相手に通知されますか?
A. ブロックしたことが相手に通知として飛ぶことはありません。企業側では友だちの数が減ったことが集計として見えるだけで、個人が名指しで責められる、といった話にはならないはずです。気まずさを感じる必要はないので、要らないと思ったものは気楽に外してよいと思います。
まとめ
LINEの通知オフは、アプリ側と本体側のどちらからでも止められます。全部を消すのが不安なら、まずうるさいグループのミュートから、電話の着信だけ残す形で試すのがおすすめです。そして通知が静かになったあと、もう一歩だけ進めるなら、企業の公式アカウントをまとめて外してトークリストを短くしてみてください。鳴る回数だけでなく、開くたびに見送る回数まで減ると、スマホを持つ時間が驚くほど軽くなります。10個まで絞る必要はありませんが、今日、いちばん要らないトークをひとつ消すところからで十分だと思います。


