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AI動画のカメラワークのプロンプト一覧。使った語と、書いても出なかった語

カメラワークのプロンプトの語を日本語と英語で並べ、2026年9〜10月のAIドラ…

本記事はアフィリエイト広告(Higgsfieldの紹介プログラム)を含みます。紹介しているのは、私が自分で契約して使っているサービスです。

動画生成AIで1カットは出せるのに、並べると素人っぽい。カメラの動きを指定すれば変わると聞いて、パン、ティルト、ドリーと語を調べ始めた。どの語を書けばいいのか分からず、手が止まっている人は多いと思います。カメラワークのプロンプトに使える語の一覧はすぐに見つかります。ただ、自分の次の1カットにどの語を書けばいいのか、書いて出なかったらどうするのかまでは、一覧に載っていません。2026年9〜10月に作ったAIドラマとAIアニメの指示から、カメラの語をClaude Codeに数えさせました。『派遣監査人』の最初の30本では29本に、『社会人レベル』第1話の46本では45本に、カメラを止める語が入っていました。英語の指示はClaude Codeに書かせ、画を見て判定するのが私の役です。語を日本語と英語で並べ、私の制作で「使った/書いたが出なかった/未使用」の記録を付けた表を最初に置きます。動かさないのが正解だという話にはしません。数えたのはドラマとアニメの記録だけだからです。後半には、locked off on a tripod と入れたら三脚とカメラが画面に写った例など、書いても出なかった語を5つ載せました。次のカットで止める語を書くか、動きの語を書くかを決めるときに開いてみてください。

日本語と英語のカメラワークのプロンプト一覧に、使った記録を付けた

語の定義は、GoogleのVeoのプロンプトガイド(最終更新2026年10月30日)とHiggsfieldのヘルプを2026年11月1日に見て揃えました。「何が伝わるか」は一般に言われている説明で、1語ずつ確かめてはいません。右端の列だけが私の記録で、本数の読み方は次のとおりです。

  • 30本:『派遣監査人』の最初の30本(2026年9月19〜21日。公開したSeason 1の15本と、公開しなかった15本)
  • 46本:『社会人レベル』第1話(2026年9月29日)
  • 38本:未公開の横長の短編の試作(2026年10月10日・Kling 3.0 pro)
  • Season 3:『派遣監査人』Season 3 第1〜7話のカット表(2026年10月・249カット。編集で作るカットも含み、第4.5話は含まない)

「使った」は語を指示に入れたという意味で、その動きが画面に出た本数ではありません。本数は2026年11月1日に制作ファイルを数えた計算です。数えたのは上の4つと主題歌のオープニングの指示で、特報とMVの指示は入れていません。

カメラの動きの語は、一覧の19語のうち6語が未使用だった

日本語英語の語何が動くか・何が伝わるか私の制作での記録
フィックス(固定)static / locked動かない。安定して客観的に見える使った:30本中29本、46本中45本、38本中34本
パンpan三脚の上で水平に振る。広さを見せる、動く物を追う使った:46本中3本、30本に数か所
ティルト(チルト)tilt up / tilt down三脚の上で上下に振る。見上げる、見下ろす使った:46本中6本、38本中3本、30本に数か所
ウィップパンwhip pan高速で振り切る。場面の転換に使う未使用
ドリーdolly in / dolly outカメラ本体が前後に動く。寄ると心情に入る、引くと状況を見せる使った:主題歌のオープニングだけ(30本・46本・38本・Season 3には無い)
プッシュインpush-inカメラがゆっくり前へ寄る使った:46本中14本、38本中2本、Season 3は5カット
ペデスタルpedestal up / pedestal down水平を保ったまま高さだけ変える未使用
トラックtruck left / truck rightカメラ本体が左右へ平行に動く未使用
トラッキングtracking被写体と並んで動く。背景が流れる使った:46本中4本
フォローfollow被写体の後ろや横をついていく。同行している感じが出る使った:46本中5本
アーク/オービットarc left / orbit被写体の周りを回り込む。立体に見せる使った:46本のうちアニメのオープニングの1本と、主題歌のオープニングだけ
クレーンcrane up / crane down高さごと大きく動く。規模を見せる使った:46本中3本
空撮aerial上空から見下ろして動く数えていない
ズームzoom in / zoom outレンズだけが変わり、カメラは動かない使った:38本中1本
クラッシュズームcrash zoom一気に寄る。驚きや強調に使う未使用
ドリーズームdolly zoom寄りながら画角を広げる。足元が崩れる感じが出る未使用
ラックフォーカスrack focusピントだけが手前と奥で移る未使用(Season 3に1回あるが、ピントを移さないという否定の指示)
手持ちhandheld細かく揺れ続ける。その場にいる感じが出る使った:46本中30本に1cmの揺れの語、30本中2本、38本中1本、Season 3は5カット
POV(主観)POV shot / point-of-view人物の目線そのものを見せる使った:point-of-view が38本中1本、Season 3に1カット(POV の略語は未使用)

似た語は、カメラ本体が動くかどうかと、動く向きで見分ける

ドリーとズームは、どちらも被写体が大きくなります。違いは、ドリーはカメラ自体が動き、ズームはレンズだけが変わることです(Veoのガイドの定義)。トラックとドリーはどちらもカメラ本体が動き、ドリーは前後、トラックは左右です。ペデスタルは水平を保ったまま上下に動くので、カメラの向きは変わりません。同じ「上」でも、ティルトは位置を変えずに見上げる動きです。

サイズと角度の語は、Season 3の249カットで数えた

動きの語と組み合わせるのが、画面にどれくらいの大きさで映すかと、どの角度から撮るかの語です。ローアングルのまま寄る、のように併用できます。

日本語英語の語画面に映るもの私の制作での記録
クローズアップ(寄り)close-up / CU顔や手で画面を埋める使った:104カット
インサートinsert手元や物だけを見せる使った:48カット
二人の画two2人を1画面に入れる使った:41カット
肩越しover-the-shoulder / OTS手前の人の肩越しに相手を見せる使った:サイズとして28カット、語そのものは説明文の20カット
ミディアムmedium / MS腰から上を映す使った:最初の30本中21本に MS。Season 3のサイズ欄には無い
引きwide場所の全体を見せる使った:28カット
斜めthree-quarter人物を斜め前から撮る使った:説明文の語として100カット
横profile人物を真横から撮る使った:説明文の語として31カット
ローアングル/ハイアングルlow angle / high angle下から見上げる/上から見下ろす数えていない
ダッチアングルdutch angle / canted水平を傾ける。不安を見せる書いたが出なかった:canted 8° clockwise

私の指示はどれも英語の語で、日本語で書いて比べた記録はありません。HiggsfieldのヘルプもBytePlusのSeedance 2.5の解説も、挙げている語の例は英語です(2026年11月1日に確認)。語を選んだあとの、カット同士の絵柄の揃え方は別の話で、39カットを同じ絵柄で並べたプロンプトの書き方に分けて書きました。興味があれば、ぜひご覧ください。

ドラマとアニメの指示で語を数えると、ほとんどが「動かさない」だった

表の記録を作品ごとに並べ直します。語が入っていたファイルと本数を数えた結果で、1本のクリップに複数のカットがあるときは、1カットでも語があれば1本に数えています。

固定の語は30本中29本、46本中45本、38本中34本に入っていた

作ったもの時期本数固定の語が入った本数動く語
『派遣監査人』最初の30本2026年9月19〜21日3029(locked)panとtiltが数か所、手持ち2本
『社会人レベル』第1話2026年9月29日4645(staticかlocked)push-in 14、tilt 6、follow 5、tracking 4、crane 3、pan 3
未公開の短編の試作2026年10月10日3834(static)tilt 3、push-in 2、handheld 1、zoom 1

固定の語が入っていない本は、30本で1本、46本で1本、38本で4本だけでした。30本の残り1本は第1話の1本目で、手持ちの語で書いています。手持ちの語が入ったもう1本は第3話の最後のクリップで、こちらは固定の語と同じファイルにあります。公開した15本で見ると、14本に locked の語が入っていました。公開しなかった15本は15本すべてです。

『社会人レベル』は、止める語に小さな揺れを足していました。46本のうち30本に quiet 1 cm handheld breath のような1cmの語があります。止めたうえで、呼吸の分だけ揺らす指定です。1cmの揺れが画面で見分けられるかの記録はありません。

動かさないのが正解だという話ではありません。数えたのはドラマとアニメの記録だけです。動きそのものを見せる広告やMVなら、数は変わるはずです。

寄る語はpush-inが中心で、orbitはオープニングだけ、whip panは0回だった

最初の30本には、orbit・whip pan・dolly・zoom・pedestal・craneの語が1回も出てきません。動く語はpanとtiltが数か所で、tilts down at under 2 km/h、pans with her at under 2 km/h のような遅い動きです。

最初の30本には、寄る語そのものがありません。寄る語が入っていたのは『社会人レベル』の46本中14本、未公開の試作の38本中2本、Season 3の5カットで、どれも dolly in ではなく push-in でした。dolly の語は主題歌のオープニングにあるだけです。回り込みの orbit も、『社会人レベル』のオープニングの slow orbit at 3 km/h が1回と、『派遣監査人』の主題歌のオープニングだけでした。

動きを数字まで細かく書いたのは、戦う場面と主題歌のオープニングです。『社会人レベル』の戦う場面では fast follow move lasting at least 1 second, then hold、handheld, jolting 3-4 cm with each impact と、動く長さや揺れの幅まで書かせました。主題歌のオープニング(2026年10月)では秒と速さを書き、35cm downward dolly at 0.25 km/h、smooth 90-degree clockwise orbit のような語を入れて、生成は私がブラウザの画面から実行しています。1本は机に体が埋まって不採用になりましたが、原因は人物の位置で、カメラの語は関係していません。

Season 3は、動きより、どこから撮るかを語にしていた

『派遣監査人』Season 3のカット表は249カットで、サイズの内訳はCU(寄り)104、insert(手元や物)48、two(二人の画)41、OTS(肩越し)28、wide(引き)28でした。カットの説明文に入っていた語で多いのは、three-quarter(斜め)100カット、profile(横)31カット、over-the-shoulder(肩越し)20カットです。push-in と handheld は5カットずつでした。

絵コンテの決まりも、カメラを置く場所の話になっています。カメラは人物の斜め・肩越し・横から。寄りは85mm、二人は50mm、引きは35mm。Season 3で数えた語は、カメラをどう動かすかより、どこに置くかに集まっていました。

書いたのに出なかった語は、機材の名前・小さい角度・開始のコマと逆の向きだった

指示に入れた語と画面が食い違った例を5つ並べます。どれも2026年10月の未公開の試作で、上の3つはSeedance 2.5(ブラウザの無制限枠・1080p・各15秒)、下の2つはKling 3.0で作った横長の短編です。

指示に入れた語画面に出たものそのあとの処理
locked off on a tripod右下に三脚とビデオカメラが写った編集で1.2倍に寄って画面の外へ出した。決まりに「機材の名前を書かない」を追加
canted 8° clockwise傾きが出なかったtilted 20° clockwise に書き換えたが、生成した記録が見つからない
handheld, walking beside her横の並走を頼んで、背中から追う画になった判定は○で、使える画として残した
奥へ歩く指示開始のコマがこちら向きで、こちらへ歩いた後ろ姿のコマから作り直した
Static後半でカメラが右へ流れ、頭が上端に掛かった切り出す位置を上に寄せた

機材の名前を書くと、機材が画面に写った

カメラの欄に locked off on a tripod と入れた引きのカットで、画面の右下に三脚とビデオカメラが写りました。動画の1秒目のコマで確かめています。三脚に固定した画を頼んだ語が、三脚そのものの注文になっていました。

編集で1.2倍に寄って、三脚を画面の外へ出しました。続きの指示の決まりには「機材の名前を書かない」を入れています。動かない画は a perfectly static, stable frame、手持ちは held by hand with a quiet 1 cm breath と、画の状態で書く形です。言い換えで機材が消えたかを確かめた記録は、見つけていません。決まりと指示文は残っていますが、結果は未確認です。

「ドローンで撮ったような」と書くとドローンが出る、という例を動画で紹介している人もいます。私はドローンの語では試していません。映画風の語として shot on a large-format 65mm camera を世界を見せる引きのカットにだけ足す定型も持っていますが、同じように機材が写る危険があるかは確かめていません。

8度の傾きは出なかった

canted 8° clockwise と書いた二人の画は、台詞と間は良かったものの、傾きが出ていませんでした。次の版では tilted 20° clockwise に書き換えましたが、その版を生成した記録は見つかりません。20度で傾くかどうかは、分からないままです。

横の並走を頼んだら、背中から追う画になった

handheld, walking beside her は、横から並んで歩く指定でした。出てきたのは背中から追う画です。頼んだ向きとは違っても、画としては使えたので判定は○にしています。書いて出なかった語の全部が失敗になるわけではありません。

開始のコマがこちらを向いていると、奥へ歩かなかった

横長の短編の試作で、奥へ歩くように書いたカットの人物がこちらへ歩いてきました。開始のコマで人物がこちらを向いていたカットです。文章の向きより、開始のコマの向きに引っ張られた形で、後ろ姿のコマから作り直しました。

Staticと書いても、後半でカメラが流れた

同じ短編の試作では、Static と指定したカットの後半でカメラが右へ流れ、頭が画面の上端に掛かりました。撮り直さず、切り出す位置を上に寄せています。固定カメラで立ち上がる芝居では頭が画面の外に切れたカットもあり、座って話す5秒までを使いました。固定の語を入れても、止まるとは限らないという記録です。

正面に歩いてくる構図は、最初は自分たちの指示に入っていた

避ける動きの話も、経緯のとおりに書きます。正面から歩いてくる構図を使わないと決めたのは2026年9月29日で、10日前の指示には同じ構図が入っていました。

最初の30本の指示には、カメラへ歩く語が3本あった

公開した第1話の1カット目の指示に they walk toward camera at 4 km/h とあり、手持ちのカメラは backs up at under 2 km/h で下がる指定でした。第3話の最後のクリップにも walks out and toward the camera at 4 km/h が入っています。公開しなかった話にも1本あり、数えると30本中3本です。プロンプトを15の欄に分けた全体の形は、AIショートドラマの作り方を6工程で書いた記事に載せています。よければあわせて読んでみてください。

9月29日のテストで、2人が並んで正面に歩いてくる画をNGにした

『派遣監査人』Season 2の、辻という人物の登場シーンのテスト(Seedance 2.5・480p・10秒・30クレジット)で、1本目を私はNGにしました。感想は「最初佐倉さんの方みてなかったり、ドラマっぽくない」です。コマを見ると、引きの画面で2人が正面に向かって並んで歩いてきます。

記録に残した原因は2つです。指示に目線・カット割り・光源が無かったことと、UGC(利用者の投稿のように見せる動画)向けの「映画っぽくしない・全部にピント・均一な光」を入れたことで、フリー素材の歩き映像のようになっていました。1本目のプロンプトの本文はファイルに残っていないので、「正面に歩く」と書いたかどうかは確かめられません。

肩越し・寄り・横に割り直すと、判定は「おしい」まで上がった

同じ日の2本目は、肩越し・寄り・横の2ショットに割り直しました。手前に辻の背中、奥に主人公の佐倉の画から始まり、佐倉の顔の寄りへ切り替わり、最後は横から並んで歩く画です。判定は「おしい」で、残りは台詞の読みの問題でした。同じ場面でも、カット割りとカメラを置く位置を変えた2本目で、判定はNGから「おしい」に上がりました。どの変更が判定を動かしたかは切り分けていません。テストは4本で合計96クレジットです。

確認リストと、避ける語の欄に入れた

同じ日に、カットの確認リストへ3行足しました。「正面から歩いてくる、左右対称に並ぶ、を使わない。広告やフリー素材の撮り方に見える」「カメラは人物の横・斜め・肩越しから」「台詞のある場面は引き→話す人の寄り→受ける人の寄り」です。以後の生成では、避ける語の欄に walking straight toward the camera を毎回入れ、Season 3は symmetrical line-ups も足しました。否定の書き方がSeedance 2.5でどこまで守られるかは、公式の規則を見つけられず、比べた記録もありません(2026年11月1日時点)。

公開した第1話の1カット目は、作り直していない

walk toward camera と書いた第1話の1カット目は、NGを決めたあとも作り直していません。公開版の頭3秒は、歩く佐倉から課長の黒岩が企画書を取り上げる寄りの画で、9月29日のテストの画とは見え方が違います。違いがどこから来るのかの判断は、記録に残っていません。語を入れて公開したカットがあり、画を見てNGにしたテストもある、というのが手元の記録です。公開版の冒頭は、『派遣監査人』の作品ページから確かめられます。

速さと画角は数字で書き、切る場所は秒で指定した

動く語を使うときは、slow のような形容詞に数字を足していました。英文を書いたのはClaude Codeで、語の形は次のとおりです。

速さはkm/hで書いた

『社会人レベル』では slow push-in at 1 km/h、slow crane-down at 2 km/h、slow tilt up at 3 km/h、low tracking at 15 km/h と指示に入れました。数字どおりの速さが画面に出たかは測っていません。出たと言えるのは、語を入れたカットを使ったところまでです。

画角は度数で書き、途中で変えない語を添えた

同じ作品では、画角を FOV 84 degrees、FOV 47 degrees、FOV 29 degrees のように度数で書きました。途中で画角を変えない語の no drift mid-segment が入っていたのは、46本のうち2本です。『派遣監査人』の最初の30本は CUT 1, MS, 47° の形で度数を書き、30本すべてに同じ語を入れていました。HiggsfieldのSeedance 2.5のプロンプトガイドにも、例の中に84°・47°・29°・18°の度数と「No lens drift mid-segment」が出てきます(ページに日付が無いので、2026年11月1日に見た内容として書きます)。

切れ目は秒で指定して、±0.9秒以内に収まった

カットの切れ目は秒で指定し、30本と46本の全部に the camera does not cut on its own を入れました。カメラが勝手にカットを切らないようにする語句です。未公開の試作の4回の生成で測ると、切れ目は指定した秒から±0.9秒以内でした。動きの語で測った記録はありません。測って通ったと言えるのは、切る場所の秒です。

1クリップは3カットまでにした

『社会人レベル』の1本では、4カット以上に割ったら、最後の短いカットの指示が抜けました。レンズを見る、などの指示です。以後は1クリップ3カットまでと決めました。BytePlusの解説にも、短い間に動作を詰めすぎない、毎秒カメラを変えない、カメラの指示を矛盾させない、とあります(更新2026年9月23日・2026年11月1日に確認)。

カメラの確認は480pで済ませた

動きの確認はSeedance 2.5の480pでやり、縦ショートの本番は720pにしました(2026年9月29日に決めた使い分け)。480pの10秒は、テストの記録で30クレジットです。Higgsfieldの公式ブログの料金例では、10秒で480pが30、720pが70、1080pが120クレジットでした(更新2026年8月6日の記事。料金ページの本文は取得できず、いまの単価は確認できませんでした)。解像度の仕様は、Seedance 2.5の使い方をまとめた記事に置いています。

語を足す以外の手は、止める・切る・撮り直す・配置を見るの4つだった

語を書き足す以外に、記録に残っている手が4つあります。カメラの語そのものの話ではないものも含みます。最後に、使っていないプリセットの画面にも触れます。

動かす理由が無いカットは、語を消して止めた

未公開の短編の試作で、別のAIに撮影台本を読ませたところ、「意味のない微小なプッシュインは外す」と指摘されました。採用して4カットを固定に変え、台本の決まりにも「意味のない微小なプッシュインをしない」を入れています(2026年10月1日)。次の1カットでは、語を選ぶ前に、動かす理由があるかを決めてみてください。無ければ止める語を、あれば動きの語を1つ書きます。

動きの大きい物理は、倒れる瞬間で切った

『派遣監査人』では、落ちる・受け止める手元のように動きの大きい物理は破綻しやすいので、倒れる瞬間で切って、音とリアクションで見せる形にしました(2026年10月1日)。語で当てにいかず、見せない切り方を選んだ例です。

動きが少なくて静止画に見えたカットは、撮り直した

止めれば安全というわけでもありません。Season 3第4話では、動きの少ないカットに私が「いきなり静止画に見える」と感想を返しました。図案を入れたコマを最初のコマにして、退職届が手から手へ渡るカットをSeedanceで撮り直しています。

Blenderは配置の確認までで、動画を渡す手順は試していない

Season 2第1話の部屋は、Blenderで箱を組みました(2026年9月26日)。室内は10×8×2.7mで、席の座標とカメラごとの位置・レンズを持たせ、カメラ位置ごとの静止画5枚を絵コンテの空間の基準にしています。ここまでは静止画の配置確認で、動画は作っていません。プリビズ動画を参照に渡してSeedanceで作る手順は、2026年11月1日時点で通していません。Blenderをどうつないだかは、UIを触らずに3Dモデルを作った記事に手順があります。気になる方はこちらからどうぞ。

ボタンで選ぶプリセットは、私の記録に無い

Higgsfieldには、カメラの動きをプリセットで選ぶ画面もあります。カメラコントロールのページの題は「50+ Cinematic AI-Motion Presets」で、Static・Dolly In・Crane Up・360 Orbit・Whip Pan・Crash Zoom Inなどが並びます(2026年11月1日に確認)。どのモデルで使えるかは読んだ範囲に明記が無く、Seedance 2.5で押せるとは書けません。Cinema Studio 4.0にも30以上のカメラの動きのプリセットがあります(2026年10月27日公開)。どちらも使った記録が無いので、言葉で書く場合との差は分かりません。

この記録の範囲

数えたのは2026年9〜10月のAIドラマとAIアニメの英語の指示で、Seedance 2.5とKling 3.0をHiggsfield経由で使ったものです。2026年10月以降は別の道具でも動画を作っていますが、ここの集計には入れていません。動きそのものを見せる広告やMV、実写の撮影の語、モデルごとの比較を探している人には、この数字は当てはまらないはずです。

Higgsfieldが向かない人

カメラの語を数回試したいだけの人や、作るものがまだ決まっていない人には、Higgsfieldの有料プランは向きません。プランのクレジットは繰り越せず、使わなかった分は期間の終わりに消えます(2026年11月1日時点の公式の料金ページのFAQによる。詳しくはHiggsfieldの料金とクレジットの減り方を書いた記事へ)。480pのテストでも、私の記録で10秒30クレジットが減ります。

今日の5分

手元のプロンプトを開いて、tripodやdroneのような機材の名前を1つ探し、画の状態の言い方に置き換えてみてください。機材が消えるかは私も確かめていないので、出た画で判定します。次の1カットに動かす理由があるかも決めます。無ければ止める語を、あれば動きの語を1つ書きます。

よくある質問

Q. カメラワークとカメラアングルの違いは何ですか?
A. カメラワークは撮っている間のカメラの動きで、カメラアングルはカメラを置く角度です。Veoのプロンプトガイドも2つを別の項目に分けています(2026年11月1日に確認)。ローアングルのまま寄る、のように併用できます。私の記録はドラマとアニメの範囲ですが、Season 3の説明文では斜めの語が100カット、push-inが5カットで、角度の語のほうが多く入っていました。

Q. カメラワークでチルトとは何ですか?
A. チルト(ティルト)は、カメラの位置を変えずに上下に振る動きです。水平に振るのがパンで、高さだけを変えるのはペデスタルです。『社会人レベル』第1話では46本のうち6本にtiltの語を入れ、slow tilt up at 3 km/h のように速さを添えました。panは3本でした。

Q. ai動画のプロンプトのコツは?
A. カメラの部分に限ると、私の制作でやっていたのは、速さと画角を数字で書く、切る場所を秒で書く、の2つと、未公開の試作のあとに決まりへ入れた、機材の名前を書かない、の1つです。語の順番は、Higgsfieldのヘルプでは「被写体と動作→場面と光→カメラの動き→雰囲気」です(2026年11月1日に確認)。私の3つはどれも2026年9〜10月のドラマとアニメの記録で、別の種類の動画で試した記録はありません。

Q. 動画生成aiプロンプトテンプレートはありますか?
A. プロンプトの全文は載せていません。カメラの語句だけなら、FOV 47 degrees(画角)、slow push-in at 1 km/h(動きと速さ)、the camera does not cut on its own(勝手に切らない)の3種類を指示に入れていました。Higgsfieldの学習ページにあったプロンプト集は、2026年11月1日に以前のURLを開くと表示されず、いまの内容を確認できませんでした。

まとめ

カメラワークのプロンプトに入れた語を数えると、固定の語が『派遣監査人』の最初の30本中29本、『社会人レベル』第1話の46本中45本、未公開の試作の38本中34本にありました。寄る語は push-in が中心で、Season 3の249カットでは斜めの語が100カット、横の語が31カットと、置き場所の語が動きの語より多く入っていました。数えたのは2026年9〜10月のドラマとアニメの指示で、語を入れた本数です。動きが画面に出た本数ではありません。

書いて出なかった語は、機材の名前、小さい角度、開始のコマと逆の向きでした。locked off on a tripod は右下に三脚とカメラを写し、canted 8° clockwise の傾きは出ていません。測って通ったと言えるのは、指定した秒から±0.9秒以内に収まった切れ目です。a perfectly static, stable frame への言い換えで機材が消えたかは、まだ確かめていません。

更新履歴

2026年11月4日:初版を公開しました。語の本数は、2026年9〜10月の『派遣監査人』『社会人レベル』と未公開の試作の指示を、2026年11月1日に数えたものです。語を指示に入れた本数で、動きが画面に出た本数ではありません。2026年10月以降に別の道具で作った作品は含めていません。公式ページは2026年11月1日に確認しました。

ryu
Writer / 運営者ryu

Suggesco Studio の運営者。AIでドラマと音楽を作っています。AIの道具と使い方はAIコラムに、制作の裏側は note に書いています。

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